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優しく柔らかく温かい日本語が並ぶ「あいうえお50音ことは」を使った“かるた”が完成

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あいうえおプロジェクトは、優しく柔らかく温かい日本語の力が生きる「あいうえお50音ことは」を使った「あいうえお50音ことはかるた」を製作した。

現在、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて販売している。

笑顔の輪を広げる優しい日本語


「あいうえお50音ことは」とは、「ありがとう」「しあわせ」「よかったね」など、あいうえお50音表に並んだ優しく柔らかく温かい日本語のこと。心を晴れやかにする光に溢れた言葉を「ことは」とし、発声するだけで元気・笑顔になれる日本語として生まれた。

同社は、この「あいうえお50音ことは」を使ったオリジナル発声ワークを開発し、『あいうえおえほん』『あいうえお讃歌CD』の製作・販売を通じて笑顔の輪を広げている。

「ことは」をかるたにするプロジェクト

そんな取り組みのなかで、「あいうえお50音ことは」を日本の伝統文化遊びの“かるた”にすることによってさらに豊かな時間が生まれると確信。

『あいうえおえほん』作画者の常田メロン氏、詩人の横須賀しおん氏、「あいうえお50音ことは」を生み出したはすみちこ氏の3名で「あいうえお50音ことはかるた」プロジェクトチームを6月に発足した。


絵札は常田メロン氏による命の躍動感溢れる絵で構成。読み札は一般募集し、5才~80代の幅広い年齢層50名から779句集まった。そのうち17句をそのまま採用している。残り34句は、かるたプロジェクトチームの3人で何度も何度も声に出して読み、集まった句から言葉を洗練して編纂した。

製造・普及のための資金を募集

こうして完成した「あいうえお50音ことはかるた」を、創業210年の京都大石天狗堂で初版を製造し普及させるため、その運営資金を募集する目的で、11月24日(木)~2023年1月7日(土)の期間、「CAMPFIRE」にてプロジェクトを実施している。

リターンとなるのは、絵札・読み札各51枚、サイズ105mm×74mmと見やすい大判サイズで、すべてローマ字入りの世界共通版となる「あいうえお50音ことはかるた」種まきシリーズ。定価3300円(税込)のところ、1個で2500円、5個セットで10000円など、クラウドファンディングのリターン価格で提供する。


一人ひとりの名前を読み解き直筆で書いたお礼状ポストカードつきのリターンや、


『あいうえおえほん』『CD』とセットになったリターンも用意されているので、詳しくはプロジェクトページで確認を。

50個セット、100個セットなども用意されており、法人・団体にお得な割引セットで購入してもらい、定価販売などの形で普及に協力してもらえたらと考えているという。

あいうえおプロジェクトの思い

同社代表のはすみちこ(本名 長谷川由美子)氏は、聴覚障害を持って生まれ、4才まで言葉が話せず、あいうえお50音表から母と発声の訓練をして言葉を習得した。

はすみちこ氏は、生きづらさを抱える人が多い現代社会で誰もがシンプルに生きる力を取り戻す方法はないものだろうかと思案し、「人と人を分断させるのも言葉。人と人を繋ぐのも言葉」など言葉の力に気づき、「あいうえお50音ことは」を使ったオリジナル発声ワークや出版物の普及に励んできた。

この機会に、「100年後の地球に生まれる子どもたちへの言葉の贈り物」をモットーとする同社が生み出した「あいうえお50音ことはかるた」をチェックしてみて。

CAMPFIRE:https://camp-fire.jp/
プロジェクト名:あいうえお50音ことはカルタプロジェクト

(Higuchi)

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