静岡県熱海市の老舗ひもの屋・釜鶴は、12月中旬、“ひものの新しい可能性を拓く”をコンセプトとしたレストラン「Himono Dining かまなり」を同市にオープンする。
調理法にも工夫したこだわりのメニュー
釜鶴は、熱海で唯一自社製造している江戸時代から150余年続くひもの屋。毎日市場に足を運び、自らの目で納得した魚だけを仕入れている。
その釜鶴が、先代より引き継がれてきた味や技を大切にしつつ、ひものへのイメージを新たにする料理や商品、体験を提供することで、駿河湾・相模湾の海の恵みを感じながらひものの新たな可能性を感じて欲しいと、今回新たにオープンするのが「Himono Dining かまなり」だ。
レストランでは、海の恵みが存分に味わえる「ひものプレート」や
ひものを使った「スパイスカレー」など、ひものの新しい可能性が感じられるこだわりのメニューを提供。
ひもののイメージである「焼く」にとどまらず、「蒸す」「燻製する」「煮る」などの調理法を使った料理が食べられるほか、自然派ワインやクラフトビール、クラフトジンなどのアルコールも楽しめる。
ショップ・ワークショップコーナー・足湯も併設
レストランだけでなく、土産物を購入できるショップとワークショップコーナー、地下に源泉が沸いていることを活かした足湯コーナーがあるのもポイント。
ショップでは、「釜鶴ひもの店」のラインナップとは異なり、“新しい可能性”が感じられるようなひもの・魚介類を用いた加工品、ひものを美味しく食べるための調味料類などが多数用意される。
また、ワークショップでは、新鮮な地魚を使って実際にひもの造りを体験可能。熟練した腕を持つプロの指導のもと、包丁の持ち方やさばき方、身の開き方、伝統的な魚の加工技術の工程を教わりながら実践できる。
新たにオープンする「Himono Dining かまなり」をチェックしてみては。
■Himono Dining かまなり
住所:静岡県熱海市銀座町11-6
営業時間:8:00~16:00
定休日:火曜、水曜
WEB:https://kamanari.jp/
(fukumoto)