日本婚活支援協会が提供する、結婚相手と移住先を同時にサポートする取り組み「移住婚」の受け入れ自治体(※)に524名(10月末時点)の移住希望者を紹介し、交際に進展したカップルが16組誕生したことを発表した。
「移住婚」
「移住婚」は、都市部から地方に移住を希望したい独身者に結婚相手と移住先を同時に見つけることをサポートする取り組み。応募者は受け入れ自治体の中から希望する移住先を選ぶことができ、自治体が行っている結婚支援サービス(地元在住の独身者とのマッチング)を無料で利用することができる。
2020年8月の募集開始より、今年10月末の時点で、京都府ほか、11の自治体に累計524名の移住希望者を紹介。また今年1月以降、各自治体の地元会員とのマッチングにより、16組の交際進展カップルと2組の成婚予定のカップルが誕生しているという。
「移住婚」は、人口減少や若者の流出に悩む地方自治体に効果が期待できる。また「移住婚」が広がる背景として、テレワークが浸透し見直されるライフスタイル&オンラインの活用や、結婚相手選びの可能性が広がっており、地元(独身者)の結婚意欲が向上していることも挙げられる。
約8割が、早いタイミングでの結婚を希望
今年1月~10月までの応募者データ(287名)をみると、女性が全体の7割、年代別では30代の女性が4割、
婚歴は未婚女性が6割。
居住先は首都圏が約半数であった。
結婚に対する意識調査では8割近くができるだけ早いタイミングでの結婚を希望しているそう。
移住希望者と地方在住者をマッチングする全国初の結婚支援策「移住婚」を、この機会にチェックしてみて。
■「移住婚」概要
対象者:結婚を機に地方移住を希望したい独身者(男女)
対象年齢:20歳~50歳位まで(男女)
費用:無料 ※自治体は年会費として一口3万円(税別)~
URL:https://konkatu.or.jp/ijukon2020/
日本婚活支援協会:https://konkatu.or.jp
※ 京都府(京都市、福知山市、舞鶴市、綾部市、宇治市、宮津市、亀岡市、城陽市、向日市、長岡京市、八幡市、京田辺市、京丹後市、南丹市、木津川市、大山崎町、久御山町、井手町、宇治田原町、笠置町、和束町、精華町、南山城村、京丹波町、伊根町、与謝野町)、美幌町(北海道)、会津若松市(福島県)、常陸太田市(茨城県)、氷見市(富山県)、駒ヶ根市(長野県)、山ノ内町(長野県)、朝日村(長野県)
(江崎貴子)