We are Buddiesが展開するバディプログラム「We are Buddies」が、東京(50組)、群馬(13組)に続き、新たに千葉県市原市でも始まった。
大人と子どもが2年かけてフラットな関係を築く
「We are Buddies」は、子ども(5~18歳)と大人ボランティアが二人組のバディ(buddy=相棒、仲間、友人)となり、定期的に一緒の時間を過ごしながら、2年かけてフラットな関係を築いていくバディプログラムのこと。
オランダで40年続くプログラムを参考に日本で立ち上げられ、子どもは親や教師とは別の信頼できる大人と関係を築くことができる、保護者は「自分ひとりで頑張らなくてよい」と思える、大人は子どもとの関わりを通して人生に彩りが加わるなど、関わる人全てにポジティブな体験をもたらしている。
参加した発達障がいの子どもに良い変化が見られることも多く、現在も、不登校、発達障がい、きょうだい児など、心の孤立リスクを抱える子どもが多く参加しているという。
千葉県市原市での活動がスタート
同社はこのたび、オープンロードとの協業で、市原市五井を拠点に活動を開始。
また、11月には市原市主催の『子ども・若者が直面する課題を考える市民シンポジウム』に同社代表の加藤愛梨氏がパネリストとして登壇し、小出市長をはじめ、市民と共に、子どもたちの直面する多様な課題を解決するための”つながりの作り方”を考えた。
年内には合計4組のバディズが誕生予定で、引き続きオープンロードや市原市と力を合わせ、地域での市民の心の孤立を防ぐために取り組みを進めていく。
また、今後は市原市での事例のように、地域企業・行政・We are Buddiesの連携で、他のエリアでも活動を広げていきたいと考えているとのこと。個人寄付(スポット・マンスリー)も、本部Websiteより随時受け付けている。
同社は、この活動を通じ、保護者だけでなく、多くの大人が子どもと自然に関わることで、登場人物みんなが力を抜いて優しい気持ちになれる社会を目指しているという。
Website(市原版):https://co-saten.com/we-are-buddies/
Website(本部):https://wearebuddies.net/?openExternalBrowser=1
(オガワユウコ)