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斬新な発想で怪獣デザインの可能性を広げた池谷仙克の偉業のすべてを一冊に凝縮!

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竹書房は、特殊美術デザイナー、美術監督として活躍した池谷仙克氏の美術書「池谷仙克アートワークス」を12月22日(木)に発売した。

特撮作品のほか映画美術やCMの世界でも活躍

今年10月に七回忌を迎えた池谷仙克氏は、円谷プロダクションや宣弘社などの特撮テレビ番組の美術、キャラクターデザインに携わったほか、映画美術やCMの世界でも活躍。日本の美をたくみに取り入れた独特の世界観で多くのファンを獲得し、篠田正浩監督作品『写楽』『瀬戸内ムーンライト・セレナーデ』では日本アカデミー賞最優秀美術監督賞を受賞している。

現存する怪獣デザインを余すところなく収録

この度発売の「池谷仙克アートワークス」3,980円(税別)は、池谷氏が残した様々なデザイン画、イメージボードを初出も含め可能な限り蒐集、掲載。古くは放送開始55周年を迎えた『ウルトラセブン』や『シルバー仮面』といった往年の特撮作品から、平成ウルトラマン『ウルトラマンティガ』『ウルトラマンダイナ』まで、現存する怪獣デザインを余すところなく収録している。

映画好きの読者も楽しめる

これらに加え、鈴木清順監督作品『陽炎座』『夢二』、日本アカデミー賞最優秀美術監督賞を受賞した『写楽』『瀬戸内ムーンライト・セレナーデ』などの映画やCMのアートワークス、さらにオリジナル怪獣や私的スケッチまでを収録。池谷氏のファンや特撮ファンはもちろんのこと、映画好きの読者も楽しめるアートワーク集となっている。

特殊美術デザイナー、美術監督として活躍した偉業のすべてを一冊に凝縮した「池谷仙克アートワークス」を手に取ってみては。

(丸本チャ子)

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