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【静岡県裾野市】樹木葬「裾野の森」の一角に、ニーズの高い合葬型施設「紫陽花の碑」が誕生

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静岡県裾野市にある光明寺は、シニアに話題の樹木葬「裾野の森」の一角に、県内のアンケート調査でもニーズの高い合葬型施設として「紫陽花の碑」を建立した。

また、1月8日(日)には、オープニング式典となる開眼法要を執り行う。

自治体のアンケートでも人気の合葬墓×樹木葬

静岡県伊東市が行ったアンケート(2019年)では、「今後、市はどのようなお墓を整備していくべきか」の問いに対して、1位が合葬型埋蔵施設(25.4%)、2位が樹木葬型埋蔵施設(24.1%)という結果になった。

また、富士市の調査(2018年)では、市が合葬式墓地を設置した場合、「利用したくない」(28.7%)を「利用したい」「家族が望めば叶えたい」(合計54.9%)が大きく上回った。熱海市(2017年)でも、合葬式墓地を望む声(45.9%)が、必要ない(10.8%)を大きく上回っている。

家族による供養から社会による供養へ


そんななか光明寺は、家族に代わって供養の灯を次代に継いでいきたいと考え、多様なライフスタイルの現代人の受け皿として樹木葬区画内に合葬型施設を増設。

家族だけでは供養を繋いでいくことが困難な時代だからこそ、“供養を継続していく社会的な仕組み”として、永代供養の【樹木葬×合葬墓】を提案している。なお、同寺は、創建以来1200年の歴史持つ古刹。裾野市最古の仏像と考えられる毘沙門天・不動明王像を1000年もの年月の間、護り続けている。

宗教と公共のみんなのお墓


今回建立された「紫陽花の碑」は、弔いという宗教性と広く地域に開くという公共性を意識し、“みんなのお墓”を目指す樹木葬墓地。

一つ目は、信仰への関わりを広く:檀信徒という形に限定せず、光明寺の永代供養を望む人を広く受け入れる。

二つ目は、家族の形を広く:親族同士での利用に限定せず、性的マイノリティのパートナーも広く受け入れる。

三つめは、命の形を広く:愛犬・愛猫など、尊い命の弔いを広く受け入れる。

の三点を掲げ、家族ごとという括りではなく、希望する人が家族や信仰の枠を超えて、紫陽花の花に包まれて眠るお墓となっている。

開眼法要を実施

1月8日(日)13時からは、オープニング式典となる開眼法要が行われる。墓前にて読経・法要が行われた後、関係者によるあいさつがある。

開眼法要や同寺の「紫陽花の碑」について知りたい人は、366のホームページより問い合わせよう。

■開眼法要の予定
日時:1月8日(日)13時より(12時50分までに集合。13時40分終了予定)
式次第:墓前にて読経・法要/光明寺住職あいさつ/366代表取締役あいさつ
参加者:光明寺住職、販売担当会社・366、造園デザイナーなど
問い合わせ: https://366.today/

■光明寺 樹木葬「裾野の森」
住所:静岡県裾野市公文名342
URL:https://366jumokuso.jp/jiin/komyoji/

(オガワユウコ)

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