大阪府豊中市で開催される新春特別展示「~朱雀大凧展~ HAPPY NEW SKY 2023 ON GRESPOPIA」と絵本作家・浜田桂子さんの講演を紹介しよう。
新春特別展示
大阪府豊中市は令和5年1月6日(金)~31日(火)の期間、豊中市立グリーンスポーツセンター みつぼの花で、「願凧(がんだこ)」の原型版の「朱雀大凧」を展示する。なお、「願凧」とは朱雀がみんなの夢や願いを天空に届ける凧のことだ。
朱雀大凧は、平城宮跡歴史公園が所有している四神(青龍・朱雀・白虎・玄武)大凧のひとつ。高さ3m、幅2.5m、真竹と吉野和紙を使用し、朱色を基調とした六角大凧で、疫病終息を願う「呪符」が取り付けられている。今回は平城宮跡管理センターとの連携により展示を実施する。
また、関連企画として、1月14日(土)10時~13時に同センターで「昔遊びを楽しもう」を開催。願凧揚げやかるた、福笑いを行う。
家族で遊びに行ってみては。
■「~朱雀大凧展~ HAPPY NEW SKY 2023 ON GRESPOPIA」
日時:令和5年1月6日(金)~31日(火)
開館時間:9時~21時
会場:大阪府豊中市立グリーンスポーツセンター みつぼの花
住所:大阪府豊中市大島町3-9-2
詳細:https://grespopia.jp/
絵本作家 浜田桂子さん講演
また、豊中市は、子ども健やか育みフォーラム『「絵本といのちのお話」~みんなでまもろう子どもの笑顔~』を令和5年2月5日(日)にアクア文化ホールで開催する。
子どもの人権や子育ち子育てを考えるために毎年実施されている同フォーラム。今年度は、国内外の子どもたちと平和を考えるワークショップを行っている浜田桂子さんを講師に迎え、自身の絵本『へいわってどんなこと?』『あやちゃんのうまれたひ』などを通して、子育て世代をはじめ、子どもに関わるすべての人にエールを送る講演が行われる。さらに、ロビーでは、子どものつぶやき展示、養育里親制度の紹介を実施する。
浜田桂子さんは、埼玉県生まれで、1984年『あやちゃんのうまれたひ』(福音館書店)でデビュー。『てとてとてとて』(福音館書店)、『ぼくのかわいくないいもうと』 (ポプラ社)、『さっちゃんとなっちゃん』(教育画劇)、『あめふりあっくん』(佼成出版社)、『おめでとうかいぎ』(理論社)など多数の著書がある。
同フォーラムの参加には申し込みが必要。令和5年1月4日(水)~20日(金)の期間、市ホームページで申し込みを受け付けている。なお、先着7人まで無料保育がある。対象は1歳~就学前の子どもで、1月4日(水)9時から電話受付を行う。
絵本を通して子どもたちの命と平和について考えてみては。
■子ども健やか育みフォーラム『「絵本といのちのお話」~みんなでまもろう子どもの笑顔~』
日時:令和5年2月5日(日) 10時~12時
会場:アクア文化ホール
住所:大阪府豊中市曽根東町3-7-2
申し込み方法など詳細:https://www.city.toyonaka.osaka.jp/kosodate/kosodate/kosodate_topics/kodomosukoyakahaguku.html
さまざまな企画を行う豊中市。今後の取り組みにも注目だ。
(ソルトピーチ)