庄交コーポレーションが展開する土産物専門店「庄内観光物産館」は、1月14日(土)〜2月19日(日)の約一か月間にわたり庄内の冬の味覚「寒鱈汁」や「あんこう鍋」が楽しめる「庄内冬の鍋祭り」を開催する。
冬の風物詩「どんがら汁」
毎年雪が降る季節に旬を迎える魚「真鱈」。山形県庄内地域では1月上旬から2月上旬ごろにとれる脂ののった真鱈を「寒鱈(かんだら)」とよび、それを丸ごと使って作られる「どんがら汁」は冬の風物詩として親しまれてきた。
そんな寒鱈が取れる季節に、庄内の各地で「寒鱈祭」が開催されている。
あんこう鍋の提供もスタート
庄内観光物産館の寒鱈祭りでは、定番料理「どんがら汁」の他にも、鮮度が高いからこそ楽しめる「白子の刺身」や「たら子飯」などの料理も楽しめる。さらに2月4日(土)~19日(日)の期間、地元でも知る人ぞ知る隠れグルメ「あんこう鍋」の提供がスタートする。
長年愛される郷土料理
どんがら汁は、1月~2月極寒の日本海の荒波にもまれ脂ののった寒鱈(かんだら)を、頭から尻尾まで余すところなく味わえる長年愛されてきた郷土料理。鱈の身を骨ごとぶつ切りにして内臓と一緒に鍋で煮込むため、地元庄内ではアラまで楽しめる料理、どんがら汁として親しまれている。
全国的には醤油で味付けられることが多い鱈鍋だが、どんがら汁は味噌を使って作られており、濃厚な肝や白子、アラから出る鱈の旨味が凝縮されたスープが、体の芯まで温めてくれる。
味しく栄養豊富なあんこう鍋
そして、これからの新たな冬の名物として期待されているのが「あんこう鍋」だ。美味しく栄養豊富なことから全国的に人気な鮟鱇(あんこう)だが、実は山形県は水揚げ量全国4位を誇っている。
オリジナルの味付けで提供
あんこう鍋は鮟鱇を丸ごと使い”七つ道具”ともいわれる味わいや食感が違う各部位を一緒に楽しむことができる料理。
タンパク質豊富な身、コラーゲンたっぷりの皮やヒレ、スープに溶け出す濃厚なあん肝まで、1つの鍋に鮟鱇の魅力が詰まっており、本企画では、庄内観光物産館のプロの料理人チームによるオリジナルの味付けのあんこう鍋を提供する。
地域内での流通よりも関東圏への出荷が主であったが、庄内産の鮟鱇を新たな冬の味覚として味わってほしいという想いで、地元漁師さんの協力のもと、「庄内冬の鍋祭り」での提供が実現した。
庄内の旬の味を自宅でも
また、期間限定で庄内観光物産館ECサイトにて「寒鱈汁セット」「あんこう鍋セット」をそれぞれ発売中。数量限定の特別セット「寒鱈汁&あんこう鍋食べ比べセット」も用意しているので自宅で楽しんでみて。
SNSで投票に参加しよう
さらに開催前にも楽しめる“寒鱈汁とあんこう鍋人気なのはどっち?”企画を用意。イベント期間中に会場で食べて人気対決をTwitterおよびInstagramにて1月20日(金)23:59までの期間開催する。詳しくはイベント特設ページにて確認を。
■庄内観光物産館
住所:山形県鶴岡市布目中通80-1
【寒鱈祭】1月14日(土)~29日(日)9:00~17:00(※時間帯予約制)
【鮟鱇祭】2月4日(土)~19日(日)9:00~17:00(※時間帯予約制)
(※)1月下旬~2月上旬は、「味処 庄内庵」にて、寒鱈汁とあんこう鍋の食べ比べも可能。
「庄内冬の鍋祭り」イベント特設ページ:https://www.shoko-corpo.jp/bussan/nabematsuri?utm_source=prtimes&utm_medium=cpm&utm_campaign=event20230114_pr
(丸本チャ子)