九谷陶泉(くたにとうせん)は、ロディ誕生39周年記念企画として「九谷焼ロディフェア」を、1月24日(火)~29日(日)の6日間、石川県金沢市の金沢21世紀美術館で開催する。
ロディは今年誕生39周年
子どもに大人気のCuteなバランスボール「ロディ」は1984年、イタリア北部のオソッポ村にある「レードラプラスティック社」で誕生した。そんな「ロディ」は2024年に生誕40周年を迎える。その前年となる2023年の39(サンキュー)周年から、感謝の気持ちとして伝統工芸や他キャラクターとのコラボなど、様々な企画を進めている。
九谷焼ロディ
九谷焼の卸売製造業である九谷陶泉が、イタリアの「ロディ」のライセンス元であるJAMMYの許諾を得て2015年からスタートした九谷焼ロディは、プロジェクト開始まで約1年をかけ、これまで27名の九谷焼作家とともに伝統的な九谷焼の製法に沿った様々なロディを開発してきた。発売以来、これまで約2,500体以上を販売する大ヒット商品となり人気は現在まで続いている。
今回、「ロディ」が誕生して39周年ということで、おめでたい気持を重ねるために九谷焼伝統技法のひとつ「青粒(あおちぶ)」の第一人者、3代仲田錦玉(なかだきんぎょく)氏に依頼し、特別企画品の九谷焼ロディを3種類制作。

「九谷焼ロディ 青粒盛金桜花唐草文」390,000円(税込)
「青粒技法」によって等間隔で描かれる粒の広がりは、永遠に続く拡がりと未来への希望を感じる。

「九谷焼ロディ 白粒盛金桜花唐草文(ピンク)」390,000円(税込)
また青粒の周りを本金絵具で飾る「唐草文(からくさもん)」は古代ペルシャの時代から、永続性を表現する縁起の文様、さらに唐草文と共に日本を代表する草花である「桜」を描き、「ますます発展」の縁起の意味が込められている。

「九谷焼ロディ 白粒盛金桜花唐草文(ブルー)」390,000円(税込)
「九谷焼ロディフェア」では、九谷焼作家による約20種類の九谷焼ロディと、ロディ39周年を記念した特別企画品3種類の展示を行う。この機会に、訪れてみては。
■企画展「九谷焼ロディフェア」
期間:1月24日(火)~29日(日)11:00~17:00(最終日15:00まで)
会場:金沢21世紀美術館 地下1階<市民ギャラリーB2>
住所:石川県金沢市広坂1丁目2-1
入場料:無料
実施内容:九谷焼ロディの展示会
九谷陶泉:https://www.kutaniware.co.jp/
(江崎貴子)