北海道清水町とAirbnbの日本法人は、1月13日(金)、2022年6月に締結した観光促進と経済発展を目的とした包括連携協定の継続事業の一つとして、全面的にリノベーションされた町内の移住体験住宅(旧教員住宅)をプラットフォームに掲載した。
町内の遊休不動産を民泊施設として活用し、地域経済の活性化「まちまるごとホテル」の実現に向け、観光促進と経済発展のために継続的に協力していく。同リスティング(宿泊施設)の宿泊予約は、1月13日(金)から国内外で可能だ。
「移住体験住宅」の掲載で若い世代へ向けて移住促進
包括連携協定を結んだ清水町とAirbnb Japanは、2022年6月に同町の「つなぐ・つむぐ・つくる」をテーマに、まちの中に点在している空き家や遊休資産を活用し、まち全体をまるごと一つのホテルのように見立てた、つながりとひとの流れがある持続可能なまちづくりを共同で目指すことで合意している。
2022年10月以降、外国人観光客受け入れが再開されて本格的な観光需要の復活が見込まれる中、すでに両者間では、清水町の魅力を発信して観光促進と経済発展を目的に、国内初の取り組みとして阿部町長や担当課長の自宅をそれぞれ開放して自らがホストとして活動している。
そのほか、行政所有の「移住体験住宅」を5軒掲載するなど、Airbnbの強みである若年層の旅行者への訴求を開始、子育て世代や若い世代向けの移住促進に力を入れている。
今後はホームステイ型民泊や貸別荘などの発信も
2022年9月からすでに清水町では、阿部町長自らがホストとなってゲストをもてなしている。そのほか同町職員の自宅を開放したリスティング、さらに良品計画とAirbnbの共同プロデュースした宿泊施設をはじめ、Airbnbに掲載する住宅の宿泊予約を受け付けており、すでに国内外の旅行者から大変高い評価を得ている。
引き続き清水町とAirbnb Japanでは、包括連携協定で相互に合意した3ヵ年計画の1年目の連携事項「『つなぐ』:清水町の魅力を発信し、人と人をつなぎます」において、行政が所有する「移住体験住宅」などを発信。
ホームステイ型民泊、貸別荘、ファームステイなど、ユニークで多様な宿泊施設と、北海道十勝の大自然とそこで営まれる暮らしを学ぶ体験コンテンツを相互に連携、開発し、国内外のAirbnbの主要ゲスト層である若年層に向けて発信し、国内外のユーザーと清水町をつなげていく予定だ。
北海道清水町の移住に興味がある人は、Airbnbから移住体験住宅を予約しよう。
移住体験住宅清水第1号のリスティング掲載URL:https://www.airbnb.jp/rooms/699650932010611047
※「Airbnb」「エアビーアンドビー」「エアビー」の各名称およびロゴはAirbnb Inc.の登録商標です。
(佐藤 ひより)