ビーマップ、菁映社、フジテレビジョンから構成される大江戸今昔めぐり製作委員会が提供するスマートフォン向け古地図アプリ「大江戸今昔めぐり」は、2022年の年間検索ランキングを発表した。
アプリ「大江戸今昔めぐり」
スマートフォンや、タブレットで利用できるアプリ「大江戸今昔めぐり」は、江戸末期の古地図を、人の手による「完全描き起こし」で再現。さらに地図の透過度を自由に変えられる機能も搭載し、スマホ上で容易に現代図と古地図を重ね合わせることができるアプリ。
2023年1月現在、東京23区エリア、埼玉県一部、静岡県一部の古地図をカバーする同アプリは、GPS機能で現在位置が表示されるのでタイムスリップしたように江戸時代の町に身を置くことができる。
地図の透過度を自由に変えることで、スマホ上で容易に現代図と古地図を重ね合わせることができ、古地図上の文字も見やすい。さらに、楽しみながら街歩きができるスタンプラリー、クーポン機能を搭載している。
人物名検索ランキング
人物名検索ランキングでは、薩摩藩の名君・島津斉彬公が堂々の1位となった。そのほか、戊辰戦争時の会津藩主である松平容保公や、桜田門外の変で没した井伊直弼公など、幕末の歴史を動かした人物は書籍や映像作品で取り上げられる機会も多く、頻繁に検索されている。
また2位の伊達慶邦公・3位の松平直候公はそれぞれに、同アプリに掲載されている古地図が作成された当時(1856年・安政3年)の仙台藩主・川越藩主。このように人物名の検索上位では、歴史の教科書などでなじみ深い姓もあるだろう。戦国時代末期から江戸時代に掛けて歴史の表舞台に立ってきた武将や藩主の末裔が多く並ぶ結果となった。
年間スポット検索ランキング
スポット検索ランキングでは、江戸城跡、新吉原、日本橋と江戸時代を象徴する名所が3位までを占めた。
以下、桜田門外の変が起きた「桜田門」や、同アプリでも22年秋にスタンプラリーのテーマとして取り上げた「忠臣蔵」関連のスポットなど、歴史的事件に関連するものが多くランクインしている。
また10位の「金座」は、22年6月にテレビ番組にて同アプリが取り上げられた際に番組と同じスポットを検索した人が急増したことから、年間ランキングでも上位にランクインした。
今後、アプリでは、歴史や地図に詳しい著名人・識者を招き、アプリを活用した街歩き企画やイベントを催す計画だという。この機会にアプリ「大江戸今昔めぐり」を楽しく使いながら、身近な街に、より深く興味を持ってみては。
古地図アプリ「大江戸今昔めぐり」:http://www.edomap.jp/
■地図に関わる許諾表示
大江戸今昔めぐり製作委員会提供の“大江戸今昔めぐり”サービスにおける、
江戸の市中の復元古地図の著作権は「 ㈲菁映社、㈱APPカンパニー、中川惠司」に、
江戸の市中を除く東京都23区内および周辺の復元古地図の著作権は「㈲菁映社、中川惠司」に、
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それぞれ帰属します。現代地図、航空写真は、Google マップを利用しています。
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(江崎貴子)