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【宮城県・新潟県・静岡県・佐賀県】普段は格安で利用し、災害時に返却するカーリースの貸出受付を全国4ヵ所で開始

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日本カーシェアリング協会は、災害発⽣時の被災地⽀援につながる格安カーリース「災害時返却カーリース」の貸出受付を、宮城県・新潟県・静岡県・佐賀県の各拠点で1⽉13⽇(金)より開始した。

災害時に返却する約束つきの格安カーリース

「災害時返却カーリース」は、普段は日常生活や業務用の車として安く利用でき、いざ災害が発生したときに返却する約束つきのカーリースだ。


利用者は、1年間の契約(更新可)を結び、軽自動車なら11,000円/月(税込)、小型車なら16,500円/月(税込)で車両を使える。この料金には、車検代・自動車税・12カ月点検費・名義変更手数料が含まれ、事故時を除き、経年などによる車両の修理費用の負担はない。ただし、任意保険の付保は必須。

そして、災害発生時に協会から車両の返却要請があれば、10日以内に指定の場所へ返却する。返却された車両は、自然災害の被災地で車を被災した人に、一定期間無償で貸し出され、生活再建を支える足として利用される仕組みだ。

4県で受付開始、今年は100台の普及目指す

「災害時返却カーリース」は、これまで48台の契約実績があり、契約車両は昨年発生した自然災害の際に全て返却され、被災地にて活用された。2023年は、次なる災害に備える仕組みを作るべく、全国で100台の普及を目指している。

そしてこのたび、同協会の常設拠点である宮城県と佐賀県に加え、2022年に災害対応を行い臨時拠点を設置した新潟県と静岡県で「災害時返却カーリース」の受付を開始。申し込みフォームにて事前ヒアリングに回答し、審査を通過したのち、手続き書類の準備と名義変更を経て納車となる。

なお、貸出する車の車種や台数には限りがあり、希望の車を準備できない可能性もあるとのこと。

車の無償貸出支援活動を持続可能に

同協会は、東日本大震災をきっかけに宮城県石巻市で設立された非営利組織。これまで700台以上の寄付車を活用して、様々な社会貢献活動を行ってきた。


その活動のひとつが、発災後に車の寄付を募り、協会名義への変更と任意保険の付保を済ませた車を被災した人へ一定期間貸し出す無償貸出支援活動(モビリティ・レジリエンス)。2022年の災害では、142台の車を活用して延べ600件以上の貸出を実施した(現在も対応中)。

モビリティ・レジリエンスを大規模に展開するためには、災害時に稼働できる車の台数の確保が重要。しかしそれには、「平時の大規模な駐車場の確保」「車を動かさないことによる車両状態の劣化」「動かさなくても発生する車両維持管理費の負担」といった課題がある。

これらの課題を解決するのが「災害時返却カーリース」だ。平時は、リース車両として借りてもらうことで、上記3つの課題を解決している。

普段はお得に車を利用でき、災害時には被災地支援にも貢献できる「災害時返却カーリース」、興味のある人はチェックしてみて。

■カーリース貸出拠点
宮城県:宮城県石巻市駅前北通り1丁目5-23
新潟県:新潟県村上市岩船駅前63 (神林農村環境改善センター内)
静岡県:静岡県静岡市葵区東静岡1-1
佐賀県:佐賀県武雄市東川登町大字永野6766-1
※返却場所は災害発生の際など変更になる場合がある

「災害時返却カーリース」チラシ:https://prtimes.jp/a/?f=d47113-20230111-35720d7d3ce7b27b845f848f563bb74b.pdf

申込・問い合わせフォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfI7WAWlV7Lxe9qpPOlTE8jeJoQNQv5HQhxIzZTs9vEJWxqCg/viewform?usp=sf_link

(Higuchi)

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