シーベジタブルは、新たな海藻の食文化を育むため世界に向けて発信する新ブランド「Re-seaweed(リ・シーウィード)」をリリースする。その第一弾として、海藻を発酵させてつくったノンアルコール飲料「海のワイン」を、1月22日(日)〜25日(水)に伊勢丹新宿店のサロン・デュ・ショコラ2023にて初お披露目する。

海藻から新しい食の世界を開拓する新ブランド

シーベジタブルでは、研究者から料理人まで各分野のスペシャリストが集まり、海藻の基礎研究・種苗生産・陸上/海面栽培、さらには料理開発まで一貫した事業を行っている。海藻が激減する海の生態系を豊かに育みながら、社内外の料理人たちと新たな海藻の食文化をつくることにも取り組んでいる。

地球の7割の面積を占める海には、日本の海域だけで1500種類もの海藻が生息すると言われており、そのすべてに毒がない=食べられるが、人類はこの海藻の“食材としての可能性”をほとんど知ることなく生きてきた。

「Re-seaweed」は、その海藻から新しい食の世界を開拓する新ブランドで、海藻を主原料とした、世界で未だ誰も味わったことのない食体験を届けていく。

「海藻×発酵」による唯一無二のドリンク

©︎Nathalie Cantacuzino

同社は、ただ海藻の味や香りを纏わせるだけではなく、世の中に存在しない、みんなが驚くような美味しい飲み物を作りたいとの思いから、海藻を発酵させてつくるノンアルコール飲料(※)「海のワイン」を開発。お茶を発酵させて作るコンブチャと同様の原理で、海の植物である海藻に糖分を加えて発酵した。発酵の力によって「海藻」の概念を変えるような、これまで味わったことのない爽やかでフルーティな味わいに仕上がっている。

試飲した料理業界の人たちからも「こんなに美味しいドリンクが海藻から生まれたとは信じられない」などの声が続出。海藻の新たな一面を引き出した、まるでワインのような唯一無二のドリンクだ。

©︎Nathalie Cantacuzino

料理開発を担当した石坂秀威シェフは、『INUA』でスーシェフとして料理開発を担当した後、シーベジタブルと出会い、“食べる”という視点で海藻の魅力を引き出してみたいと思い仲間に加わった。社内に迎えた海藻×発酵研究の第一人者である内田氏らと共に、海藻の発酵研究にも日々取り組んでいる。この春に京都で開かれる『noma』のポップアップレストランにも料理開発から参画する。

「海のワイン」をサロン・デュ・ショコラで販売

伊勢丹新宿店にて開催される「サロン・デュ・ショコラ2023」では、「海のワイン」カップ1杯600円(税込)をテイクアウト限定で販売。11時頃より数量限定での提供となり、売り切れ次第終了となるので、興味のある人はお早めに。

このほか、「すじ青のりのチョコレートケーキ」「昆布と黒糖、カカオニブのセミフレッド」「赤い海藻とカカオパルプのミルクムース」も登場するので、今まで世界の誰も味わったことのない食を体験してみよう。

■伊勢丹新宿店
住所：東京都新宿区新宿3-14-1

Re-seaweed詳細：https://seaveges-store.com/pages/re-seaweed
シーベジタブルHP：http://seaveges.com/
サロン・デュ・ショコラ詳細：https://www.mistore.jp/shopping/feature/foods_f3/salon_du_chocolat_f

※発酵過程で自然に生成された微量のアルコール成分(1%以下)を含む

(山本えり)