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長野県立美術館で「NAMコレクション展 特集展示:信濃デッサン館コレクション」開催

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長野県立美術館のコレクション展示室で、1月19日(木)~3月14日(火)の期間、「NAMコレクション展 特集展示:信濃デッサン館コレクション」を開催中だ。

「信濃デッサン館コレクション」から約110点を紹介

村山槐多《尿する裸僧》1915(大正 4)年


菱田春草氏、荻原碌山氏ら信州出身の作家たちや、信州の風景が描かれた作品を中心に構成される長野県立美術館のコレクション(NAMコレクション)。

同館のコレクション展では、1年をかけて洋画、日本画、工芸などあらゆるジャンルの収蔵品が展示されており、第Ⅴ期は「信濃デッサン館コレクション」が特集展示される。

関根正二≪自画像≫1916(大正5)年


「信濃デッサン館コレクション」は、2018年から翌年にかけて長野県上田市の信濃デッサン館(現・KAITA EPITAPH 残照館)から新たに収蔵された、村山槐多氏、関根正二氏、野田英夫氏ら夭折(ようせつ)画家の作品が中心となる。絵画、素描、彫刻など390点から構成。

1979年に開館した信濃デッサン館は、館主の窪島誠一郎氏が収集した日本近現代作家による素描を主軸とした質の高いコレクションが特徴だ。今回は、信濃デッサン館の活動に関する資料とともに、コレクションから選りすぐりの約110点が紹介される。

関連イベントも開催

関連イベントも複数開催。2月26日(日)14:00~は、3Fレセプションルームにて、原田光氏(岩手県立美術館 前館長)と松本透氏(長野県立美術館 館長)による記念対談、3月11日(土)14:00~は、B1Fホールにて窪島誠一郎氏(KAITA EPITAPH 残照館・無言館館主)による記念講演会、1月28日(土)14:00~と2月18日(土)14:00~は、2Fコレクション展示室入り口にて長野県立美術館の学芸員によるギャラリートークが行われる。

記念対談と記念講演会は参加無料だが、要申込。記念対談は2月2日(木)~、記念講演会は2月13日(月)~、同館HP申込フォームにて申込を受け付ける。また、学芸員によるギャラリートークは事前予約不要、参加希望者は14:00までに2Fコレクション展示室入口に集合となる。なお、いずれのイベントにも観覧券が必要。観覧料や開館時間など詳しくはHPから確認して欲しい。

この機会に「NAMコレクション展 特集展示:信濃デッサン館コレクション」へ足を運んでみては。

■長野県立美術館
住所:長野県長野市箱清水1-4-4(善光寺東隣)
長野県立美術館HP:https://nagano.art.museum/

(fukumoto)

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