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「楽々 おしっこゾウさん」が「第9回ものづくり日本大賞」東北経済産業局長賞を受賞

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高橋型精が、2021年3月から製造販売している採尿カップ「楽々(らくらく) おしっこゾウさん」は、1月10日(火)に経済産業省「第9回ものづくり日本大賞」において東北経済産業局長賞を受賞した。

ゾウのカタチをした採尿カップ



「楽々 おしっこゾウさん」は、名前のとおり、3歳児健診や保育園・幼稚園の健康診断用に自宅で行う採尿を「楽しくラク」にする“ゾウのカタチ”をした採尿カップだ。

小学校低学年までの子どもの保護者の個人購入に加え、最近は「検診を行う自治体での採用が増加」している。

子育て世代からの声で「楽々 おしっこゾウさん」を開発


高橋型精は精密刃型メーカーとして、「抜き型技術」と「立体成型技術」の強みを活かし、2014年からヘルスケア事業に進出。大腸がんや腸内フローラなどの検査・研究に活用できる採便シート「楽流カップ」を開発し、医療機関向けに販売をしている。

ある時、高橋型精の社員が子育て世代の親から「3歳児健診」での採尿について「まだトイレでおしっこができないので採尿が大変」といった実体験を知った。高橋型精の「抜き型」と「立体成形」技術を活かし、子どもの興味を惹き、保護者がラクに採尿ができ、使用後はそのまま流せる採尿カップ「楽々 おしっこゾウさん」が開発され、2021年3月から通販サイトamazonなどでの販売を開始した。

子育て支援の強化を謳う自治体での採用が増加


昨今「子育て支援」に関する政府報道や強化を謳う自治体の取り組みが増えている。「楽々 おしっこゾウさん」についても、3歳児健診を主催する自治体での採用・引き合いが増加している。

例えば、山形県の某自治体では、3歳児検診を受ける対象者全員に「楽々 おしっこゾウさん」を事前配布。そもそも3歳児健診の検尿は、保護者も子どもも検尿初心者で、山形県は共働き世帯が多い地域であることも手伝い、「採尿が劇的にラクになった」「子供が嫌がらず、トイレトレーニングにもつながる」といった好意的な意見が多くあるそうだ。最近は、東北地方、関東地方の自治体での採用実績が増加している。

「楽々おしっこゾウさん」の価格は、2個セット¥498(税込)、6個セット¥998(税込)で、Amazon・ヤフーショッピングで購入できる。

子育て世代の人は、「楽々 おしっこゾウさん」をチェックしてみては。

「楽々 おしっこゾウさん」公式サイト:https://www.rakuzou.com/

(角谷良平)

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