栗田産業は、静岡の鋳物産業の発展に尽力して130年、鋳物で生活を豊かにするブランド「重太郎」の鋳物製品を試用し、購入できる店舗兼ショールームを1月26日(木)にオープンする。
鋳物を体験して購入できる場所
この度オープンする「重太郎」店舗兼ショールームは、築80年の本社建屋がリノベーションされ、オフィスの他、地域の人に鋳物に触れ、知ってもらえる場所として小さな工房・ホールを併設している。
同社の鋳物製品の展示及び製品の試飲や試用などが行われたり、イベント開催などが行えたりするスペースとなる。
歴史を受け継ぐ職人の手作り
静岡県の鋳物文化は古くから続いていおり、江戸時代には、徳川家康公御用達の鋳物師たちが鋳物を作っていたことに由来する「鋳物師町」という地名が存在していた。
そこで貨幣鋳造が行われ、駿河小判という小判が鋳造されていた。
「重太郎」では、このような歴史を誇りに、職人が1つひとつ手作りしている。
鋳物を身近に感じて楽しんでほしい
鋳物とは、型に金属を注ぎ成形して作られた物のこと。
日用品や自動車のエンジン部品、土管など、さまざまなジャンルで使用されているが、普段の生活とは少し縁遠く感じる人も少なくない。
そんな鋳物を身近に感じて楽しんでもらえるよう、同社の自社ブランド「重太郎」は、ビアグラスやぐい呑みなどの生活にまつわる商品を鋳物で作っている。
鋳物を体験して購入できる「重太郎」店舗兼ショールームへ足を運んでみては。
■「重太郎」店舗兼ショールーム
住所:静岡県静岡市駿河区豊原町3-6
栗田産業公式サイト:http://kuritasangyoh.co.jp/jutaro/
(丸本チャ子)
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