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【岐阜県輪之内町】地形、土木遺産好きは必見!「輪之内 輪中の魅力とミライを考えるシンポジウム」開催

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岐阜県輪之内町の輪之内観光委員会は、「輪之内 輪中の魅力とミライを考えるシンポジウム」を2月11日(土)に輪之内町文化会館アーリオンホールにて開催する。

「輪中」に由来を持つ輪之内町


岐阜県輪之内町は、東を長良川、西を揖斐川に挟まれた水郷地域の町であり、木曽三川周辺に数多形成された「輪中」に由来を持つ町のひとつ。


町には古くからの輪中堤が今でも遺され、住民の憩いの場となっているほか、洪水時に機能する「伝統的防災施設」としての存在感も放っている。

輪中地帯の可能性や土木遺産の活用を考える

木曽三川周辺には、輪之内町の他にも「輪中」の歴史を持つ市町が多数存在する。その地域が広大であることからも、「輪中」が日本の歴史上でも極めてダイナミックな土地利用の現場であったことがわかり、そこに生まれた独特の地形・独特の文化・風習にも独特の価値・面白さがあるといえるが、時代が進む中で輪中地域独特の文化も地形も失われつつある。

そこで今回、地域アイデンティティである「輪中」にまつわる土木・歴史・文化・地形の面白さを再確認し、今後の輪中活用の可能性を探る議論を、「輪中好き」「水郷好き」の人を集めて開催することとなった。

3氏が登壇し講演やディスカッションを実施

当日は、13:00~岐阜女子大地域文化研究所所長の丸山幸太郎氏による基調講演「輪中の歴史・文化について」、13:40~輪中研究者・元桑名市「輪中の郷」館長の諸戸靖氏による発表A「輪中の変遷、活用の状況」、14:20~JTB総合研究所地域戦略部部長の河野まゆ子氏による発表B「土木遺産とツーリズム」、15:00~この3氏によるパネルディスカッション「『輪中のミライ』を考える」というタイムスケジュール。

同イベントは参加無料。定員は200名で、事前予約制となっており、2月9日(木)が応募締め切り。定員に達した場合受付は終了となるので、興味のある人はお早めに。詳細は岐阜県輪之内町公式サイトにて確認を。

地形や土木遺産が好きな人は「輪之内 輪中の魅力とミライを考えるシンポジウム」に参加してみては。

岐阜県輪之内町イベント紹介ページ:https://wajyu.jp/news/sympo/

(山本えり)

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