元東京ヤクルトスワローズの宮本慎也氏が大会長を務める「アルパインプレゼンツ 宮本慎也杯 学童軟式野球大会」は、第8回大会を3月11日(土)から大田スタジアムなどにて開催する。出場チームの申し込みは、2月6日(月)より、宮本慎也杯webサイトにて先着順で受け付ける。
「宮本慎也杯 学童軟式野球大会」について
小学生を対象として開催している「宮本慎也杯 学童軟式野球大会」は、野球の楽しさをより多くの人に伝えたい、野球人口を増やしたいという宮本大会長の強い想いから始まった学童野球大会。第1回大会からバント禁止、第4回大会から投手の投球数制限など、オリジナルのルールを採用してきた。
第8回大会は、これまでの試合要項にさらにオリジナルのルールを追加し、もっと子どもたちに野球を楽しんでもらうことを目指している。
先着順で上限128チームを募集
「第8回 宮本慎也杯 学童軟式野球大会」では、趣旨に賛同するチームを、上限128チームで募集する。
宮本杯は、多くの人から賛否両論をもらいながらも、「参加チーム数は少なくてもよいので、大会理念に賛同してくれるチームに参加してもらい野球を楽しんでほしい!そして、野球ファン・野球人口を増やしたい!」という考えを大事にしながら7年間開催してきた。昨年開催の第7回大会は、なんと募集開始30分というスピードで申込締切となり、129チームが参加する大会となった。
一方で、現在、学童野球チームは吸収・合併を繰り返すなど年々減少傾向にあり、宮本杯への出場チームは増えてはいるものの、実際の野球人口減に対してジレンマを感じているという。「宮本慎也杯はオリジナルルールが多くて、本来の野球ができない」という声もあるが、同大会だけはオリジナルルールで楽しんでもらいたいという想いでこれからも大会を運営していくそうだ。
オリジナルルールを追加採用して開催
オリジナルルールは、思い切ってバットを振ってホームランを狙ってほしいということから「バント禁止」、怪我予防に加え、多くの選手に投手を経験してほしいという想いから「投手投球数制限 1試合70球(4年生以下は60球以内)」が定められている。
これに、1人でも多くの選手が試合に出場できるよう「リエントリー(再出場)ルール採用」、最終学年である6年生に存分に試合を楽しんでもらいたいということから「6年生全員試合出場」、走塁を得意とする選手が活躍の場面を作れるよう「試合ごとのチーム盗塁数6個まで」の3つが今大会新ルールとして追加された。
大会スケジュール
試合はトーナメント方式で行われ、1回戦は3月11日(土)の第1日目の大田スタジアムからスタートし、3月18日(土)からは土曜日を基本として天神グラウンドなどで6月末まで実施。2回戦を8月末まで、3回戦を9月末まで行い、決勝戦・3位決定戦は11月25日(土)に大田スタジアムにて実施する。参加費は無料。詳細は公式サイトでチェックしてみて。
また、同大会は、新型コロナウイルス感染症について、感染拡大を予防する対策を十分実施しながら開催されるので、参加や応援の際は協力を。
大会理念、趣旨に賛同するチームは、「第8回 宮本慎也杯 学童軟式野球大会」に応募してみては。
宮本慎也杯 学童軟式野球大会HP:http://www.miyamoto-cup.com/
(山本えり)