兵庫県神戸市の情報を紹介!「神戸新開地ジャズヴォーカルクィーンコンテスト」と新たな観光戦略「神戸登山プロジェクト」をみていこう。
神戸新開地ジャズヴォーカルクィーンコンテスト開催
神戸市は、かつて神戸の大衆文化・芸能の中心地であった新開地を舞台に、ジャズ界の第一線で活躍できるヴォーカリストを発掘する「神戸新開地ジャズヴォーカルクィーンコンテスト」を開催する。
神戸ジャズ100周年を迎える記念すべき今年は、神戸ジャズの更なる発展と次世代ヴォーカリスト育成のため、満45歳以下のヴォーカリストのエントリーを募集している。
■応募はプロ・アマ問わず
応募資格は、プロ、アマチュア問わず、クィーンを目指す満45歳以下のヴォーカリストで、5月13日(土)のコンテスト本選に必ず出場できる人。また、9月前後にシアトルへの渡航が可能で、新型コロナウイルスワクチンを3回以上接種、または渡航までにワクチン接種を必要回数以上確約できることも条件だ。さらに、コンテストの公式SNSアカウント(Instagram)をフォローする必要がある。
応募はウェブ、または、郵送で。応募締め切りは、2月26日(日)だ。
■本選は一般公開
予選は、音源による審査で選考結果は4月上旬、応募者全員にメールで通知される予定だ。最終審査の本選は、新開地アートひろば(旧・神戸アートビレッジセンター)2Fホールを会場に5月13日(土)に行われる。
グランプリには、神戸市の姉妹都市であるシアトル市内で開催予定のライブ出演権が贈られる。
応募の詳細はHPで確認を。また、本選は一般公開も行われるので足を運んでみて。
■神戸新開地ジャズヴォーカルクィーンコンテスト
本選日時:5月13日(土)15時~19時予定
会場:新開地アートひろば(旧・神戸アートビレッジセンター)2Fホール
住所:兵庫県神戸市兵庫区新開地5-3-14
公式HP:https://shinkaichi.or.jp/ksjvqc/
神戸登山プロジェクトが始動
また、神戸市は、新たな観光戦略「神戸登山プロジェクト」を始動する。
■「神戸」と「登山」の関わり
六甲山系や丹生山系、そのほか多様で個性的な魅力ある山に囲まれた、神戸。明治期、来神した外国人たちによって、スポーツとしての登山が始まり、近代登山発祥の地となった。また、早朝登山を楽しむ市民の「毎日登山」文化も育つなど、実は「神戸」と「登山」の関わりには深いものがある。
現在、新型コロナに端を発したライフスタイルの変化やSDGsの考え方の広まりにより、「自然に回帰した余暇の過ごし方」が注目され、登山を楽しむ人も増えている。しかし、一方で、登山道の荒廃や施設の老朽化など、登山を充分に楽しむ環境が整っていない現状がある。そこで、「神戸登山プロジェクト」を立ち上げ、神戸の財産ともいえる「登山」を楽しむ環境を向上させることで、登山を楽しむ市民の増加、また来街者の増加を目指す取り組みを始める。
■さまざまな取り組みを実施
取り組みでは、山歩きを楽しむ人の受け入れ強化に向けて、登山道の整備・メンテナンスや、統一したデザインを意識した標識の設置等を進めるとともに、民間ノウハウやIT技術も活用し、タイムリーで安全安心な登山環境の整備を進める。また、自然空間に浸り楽しんでもらうために、登山道沿いの景観の整備を進め、茶屋跡など、景観を阻害し、倒壊の恐れもある老朽家屋の撤去に取り組む。
さらに、登山客が立ち寄り情報収集できる案内所機能を持つ拠点を設置し、山歩きの楽しみ方をサポート。「登山」を通じて、何度も神戸に来たいと思うような、まちと山と登山客の関係をめざし、まち全体でのおもてなしの心を育む。
また、登山のほかにも、湖面アクティビティといった、神戸の山を舞台とする自然体験型の「多様な親しみ方」を推進。これにより、神戸の山の多面的な魅力を構築し、神戸の山全体の活性につなげる。
山登り好きは必見の取り組みだ。
神戸の山に登ろう!:https://kobe-rokko.jp/climbing-main/
さまざまな取り組みを行う神戸市から目が離せない。
(ソルトピーチ)