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和歌山県紀の川市の歴史フリーマガジン『紀の川人』が完成!

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月刊誌『歴史人(※)』を出版するABCアークと、和歌山県紀の川市は、共同で歴史フリーマガジン『紀の川人』を制作した。

紀の川流域の歴史を発掘!


ABCアークは、月刊誌「歴史人」の発行、編集部の歴史専門家ネットワークと市場の視点を用いた「歴史発掘プログラム」をはじめ、朝日放送グループという強みを活かした、雑誌からテレビまでのメディアを網羅する提案を行っている。

今回、和歌山県に拠点を持つ紀陽銀行が、紀の川市の状況や課題をヒアリングするなか、そのソリューションとして、同社の歴史発掘プログラムと歴史フリーマガジンの発行を市に対して提案する機会を得たという。そこで同社は、市の名前の由来ともなっている、紀の川流域に残されている歴史を通じて、市民の一体感を高めると共に「シビックプライドの醸成」という課題解決を目的としたコンテンツとして『紀の川人』を制作した。

焼失されたとされる紀伊国分寺をCG再現


『紀の川人』の執筆には、安藤優一郎氏、小和田泰経氏、瀧音能之氏といった、歴史学者の中でも各時代のトップレベルの専門家に執筆を依頼。

昨年度からスタートした歴史フリーマガジンの中でも、歴史情報に特化した読み応えのある一冊に仕上がっている。同誌を持って紀の川市巡りをすれば、1400年の歴史を紐解くことができるだろう。

地元民もあまり知らない紀の川人の活躍


紀の川市域には、高野山よりも古い寺院が所在、徳川吉宗の避暑地が存在するなど、このほかにも時代を越えた貴重な史跡が多数所在している。このことから、多数の偉人たちがこの地で活躍してきた歴史があることが分かる。

同誌を読んで地元で活躍した先人たちがどのように活躍してきたのかを知ることで、市民のシビックプライド醸成に貢献していくという。

『紀の川人』配布・送付方法

『紀の川人』の紀ノ川市民への配布方法は「広報紀の川」3月号、および市公式LINEで募集後に郵送される。また、市内の全小学校・中学校にも配架されるという。市内外の配布場所は、市内道の駅で配布される予定だ。

1400年を通じて育まれた紀の川市ゆかりの偉人たちの活躍が解き明かされる!『紀の川人』を、この機会にチェックしてみて。

ABCアーク:https://abc-arc.asahi.co.jp/
歴史人Webサイト:https://www.rekishijin.com

※2010年9月に創刊した歴史エンターテイメントマガジン。古代から近現代まで日本史で起きた事件などからひとつをテーマに、CGやイラスト、貴重な史料をオールカラーで掲載し、著名な歴史研究者や歴史作家が丁寧にわかりやすく解説する。毎月6日発売。

(江崎貴子)

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