金属部品メーカーのコアマシナリーは、BtoC事業の新企画として、アルミ合金製のペット用フードスタンドを開発、商品化した。
会社に癒しをもたらすペット社員との日常からアイデアを得て商品化されたもので、CAMPFIREにて、1月27日(金)~2月28日(火)までプロジェクトを公開中だ。
商品開発の背景
開発元のコアマシナリーは、創業45年になる産業機械の部品の下請けメーカー。
同社がある京都府福知⼭市は、産業施策のテーマとして「産業集積と技術⾰新のまちづくり」を掲げている。昨年度から引き続き福知⼭公⽴⼤学と連携し、起業や企業内起業をめざす人が必要な知識及びスキルを修得できる、起業家⼈材育成プログラム「NEXT産業創造プログラム」を実施している。
同商品は、そのプログラムに企業参加し開発された。
クラウドファンディング期間中に、福知⼭公⽴⼤学がコーポレートメンバーとして加⼊している東京都渋⾕区の共創施設「SHIBUYA QWS(渋⾕キューズ)」にて、プロジェクトの内容がデジタルサイネージにて掲載されている。
犬や猫が食事を摂る時の姿勢に注目
同社は、犬猫が食事を摂る時の姿勢は、胃の位置が喉や口よりも下にある方が負担が少ないといわれていると話す。食べ物や水の入った容器を高い位置に置くスタンドは数多くあるが、成長や体のサイズに合わせて細かく調節できるものは多くない。
ペット社員との日常から見えてきたのは、食事の後で度々吐き戻してしまう姿と、意図しない形で容器の中身を外にこぼしてしまい呆然としている姿。⼤切なペット社員にもストレスない職場で⻑く⼀緒に居たい、そんな想いに応えられるようにこだわって同商品が作られた。
商品の特徴を紹介しよう。
ペットの成⻑や体格に合わせて⾼さ調節
付属のピンを差し込むことで高さが決まり、40~180mmで8段階に分けて調節が可能。ペットの成長やサイズに合わせて、負担の少ない姿勢で食事を与えられる。
容器の角度は用途に合わせて、2パターンに切り替えられる。
こぼれた⾷べ物や⽔を受け⽌めるトレイ
トレイ状のベースがこぼれた食べ物や水を受け止め、フローリングや畳などへの汚れを防いでくれる。
丸洗いしても腐食しないよう、アルマイト処理が施されているので安心だ。
耐久⼒抜群のソリッド材を使⽤
本体の各部材は、すべてアルミ合金のソリッド材(一枚板)から削り出されたもの。アルミ合金は、航空機や車両、ロケットや船舶などの構造部材として使われており、軽量かつ高い耐久性がある。噛む・引っ掻く・倒すなどのペットの問題行動にも十分耐えることが可能だ。
この機会に、ペットを飼っている人はペット用フードスタンドをチェックしてみては。
■商品概要
商品カテゴリー:ペット用品(犬・猫)
仕様:幅297mm×奥行き210mm×高さ210mm/ホルダー内径116mm
カラー:シルバー、ブラック
価格:定価50,000円+消費税
CAMPFIRE:https://camp-fire.jp
プロジェクト名:アルミ町⼯場が『もふもふ家族』のために本気で作ったネームタグ&フードスタンド
(鈴木 京)