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【石川県小松市】小倉織物5代目の姉妹が自社ブランド立ち上げを目的としたクラファンに挑戦中

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明治30年創業石川県小松市の小倉織物は、2月15日(水)午前7時~3月31日(金)午後23時の期間、「BtoCの自社ブランド立ち上げ」を目的としたクラウドファンディングをREADYFORにて行っている。

5代目の姉妹が挑戦


クラウドファンディングに挑戦しているのは、小倉織物、5代目の姉妹。


きっかけは、2021年の初め、コロナ禍の最中家業の状況を聞き、伝統工芸を取り巻く厳しさを知ったことだったという。

小倉織物は、織物を織る機屋の中間企業で、シルクジャカード生地、ドビー生地の生産を得意としている。


鞄や洋服などの最終商品を作っているわけではないため、知らない人が多いが、小倉織物は国内外のハイブランドのテキスタイルを織っている。

絹織物の中でも、特に繊細で高度な技術を必要とする後染め洋装のシルクジャカードを織れる機屋は、国内で最後だ。

Made in Japanの価値を知ってほしい



姉妹が、父や職人たちへインタビューをするうち「想いを、技術を後世に繋げたい。多くの人に知ってほしい。私達が今やらないと」と強く思うようになったという。

世界中の人にMade in Japanの価値を知ってほしい。1人でも多くの人にとにかくいいものを目で見て、触れてほしい。そんな熱い思いがわき立ち、姉妹は「BtoCの自社ブランドを立ち上げたい」という決意をした。

デザイン自体が生地に織り込まれている織物



ジャカード織りとは、生地の上に印刷が施されたプリント生地とは違い、デザイン自体が生地に織り込まれている織物のこと。

浮き上がって見える生地がジャカード生地は、普通のシルクの生地より光沢、ツヤ、高級感が増す。また、手触りは、繊細でなめらかで触り心地がよく、日本人の繊細さが生地にも表れている。

小倉織物と小倉織物姉妹

小倉織物は、明治30年創業126年目の織物会社。日本最後の広幅洋装絹装絹製織工場。100年の伝統と歴史を持ち、非常に繊細で高度な技術をもち合わせるシルクジャカード織りを中心に織っており、取引先は世界的メゾンも多数承っている。

小倉織物姉妹は、2021年からSNSを立ち上げ、今はまだ1年半だが「父を助けたい、会社を存続させたい、作り手(職人)の思いを届けたい」とクラウドファンディングを開始。

小倉織物、5代目の姉妹の想いに共感する人は、READYFORのプロジェクトページをチェックしてみては。

小倉織物姉妹Instagram:https://www.instagram.com/ogurafact/

READYFOR:https://readyfor.jp/
プロジェクト名:平均年齢オーバー70。世界メゾンからオファーがくる絶滅寸前の職人技

(角谷良平)

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