未来の農業をデザインする「AGRIST(アグリスト)」は、三井不動産と地域経済メディア「NewsPicks Re:gion」がコラボレーションして東京ミッドタウン八重洲5階で展開する、地域経済創発プロジェクト「POTLUCK YAESU(ポットラックヤエス)」にて、ピーマン自動収穫ロボット「L」初号機を展示する。
100年先も続く持続可能な農業を実現
「AGRIST」は、2017年に地元農家らで開催していた勉強会から「収穫時の人手不足を解決するロボットが必要だ」という声をもとに、2019年に設立されたテクノロジーで農業課題を解決するベンチャー企業だ。
“100年先も続く持続可能な農業を実現する”をビジョンに掲げ、ピーマン自動収穫ロボットの開発だけでなく自社農場で営農をするなど、テクノロジーを活用した次世代農業を実現し、世界の食料問題の解決、全人類のウェルビーイングに貢献している。
初号機のピーマン自動収穫ロボット展示
3月10日(金)開業予定の「POTLUCK YAESU」プロジェクトの第1回展示企画にて、宮崎県新富町の同社オフィスに飾られている、初号機のピーマン自動収穫ロボット「L」が展示される。
「同社が開発するピーマン自動収穫ロボットは、ハウス内の路面状況の影響を受けないようにワイヤー上をロープウェイのように吊り下げ式で移動し、収穫ハンドを2つのベルトを巻き込み式で動かすことによって収穫している。
新しい農業の未来への「挑戦」
また、初号機から最新号機にかけて大きく形状を変更したり、ピーマンを識別するためのカメラの数や収穫ハンドやアームの機構が変わったりしたことで収穫スピードや精度を高めるなど、見た目だけでなく構造も大きく改良。
展示会では見ることができない初号機の展示となっており、2019年から始まった同社の“新しい農業の未来への「挑戦」”が垣間見える。
日本や世界の農業課題を解決を目指す
「イノベーションフィールド八重洲」の5階を拠点に、「POTLUCK YAESU」の企画を通じて、100年先も続く持続可能な農業の実現のために多様な企業や自治体との連携をとることで、日本のみならず世界の農業課題を解決を目指す同社に今後も注目だ。
■東京ミッドタウン八重洲
住所:東京都中央区八重洲二丁目2番1号
HP:https://www.yaesu.tokyo-midtown.com/
POTLUCK YAESU:https://www.potluck-yaesu.com/
(佐藤ゆり)