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【鹿児島】子どもが雨でも集える居場所をつくる為に沖永良部島のお母さんたちがクラファンに挑戦

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SMAPPY(スマッピー)は、奄美群島・沖永良部島(おきのえらぶじま)で子育て支援に取り組むNPO法人だ。託児事業や食育、未就学児童向けの遊び場開放などを行ってきた。今回、室内遊具場をつくり、雨の日でも小学生の子どもたちも集まれるコミュニティづくりに挑戦する。

お母さんたちが中心となり設立したNPO法人


沖永良部島(おきのえらぶじま)は、一昨年に世界遺産に登録された奄美大島と同じ、奄美群島に属する離島。直線距離で鹿児島本土から500km、沖縄(那覇)から160km離れた場所にある。

子ども食堂の様子


子ども食堂で準備したおむすびたち

SMAPPYは、そんな沖永良部島で2021年10月に、お母さんたちが中心となり設立したNPO法人だ。遊具付きカフェからはじまり、託児事業や食育事業、遊び場開放などを行っている。

親子向けヨガ教室やワークショップの様子



SMAPPYは、「育児を振り返ったときに喜びあふれるものに」を合言葉に、未就学児童と保護者がいつでも集えて、交流や、子育ての情報共有などができる場所として、島内外からたくさんの人々の力を借りながら日々運営に努めている。

クラウドファンディングの目的

今回、クラウドファンディングを行う理由は、「施設内に雨でも小学生が集える室内遊具場をつくるため」だ。

SMAPPYでは土日祝日も運営しており、未就学児童のきょうだいの小学生なども一緒に来る。しかし、小さい子どもに比べて体の大きな小学生が、存分に体を動かすと危険であり、やむなく注意することもしばしばあるそうだ。

離島は自然にあふれているが、雨が降ると都市部と違いこども達が外で遊べる施設がない。そのため、こどもたちは習い事などをしていない限り、「学校以外で交流する場所ほとんどない」という状況だという。そこでSMAPPYは、「小学生のこどもたちが、天候に左右されずに、安心して過ごせる空間が必要だ」と考えたという。

SMAPPYの施設はもともと病院だったこともあり、幸い未活用のスペースはまだまだあるという。

しかし、室内遊具場をつくるほどの人と時間、ひいては資金が足りないそうだ。また、行政とも連携は進んでいるが、予算が組まれる動きにはまだ至っていないそうだ。

そして、より多くの人に今以上に当事者として協力してもらうことを考えた時に、周知と支援が行えるクラウドファンディングの形を選んだという。

SMAPPYと縁を持てるようなリターンを用意

また、SMAPPYは、支援に対してさまざまなリターンを準備している。リターンは、なるべくSMAPPYと縁を持てるようなものを用意しているとのことなので、気になる人は、CAMPFIREのプロジェクトページで確認を。

子どもが雨でも集える居場所をつくる為のSMAPPYの挑戦に興味のある人は、CAMPFIREのプロジェクトページをチェックしてみては。

CAMPFIRE:https://camp-fire.jp/
プロジェクト名:奄美・おきのえらぶ島で、天候に左右されずに小学生が学び語れる居場所を作りたい!

(角谷良平)

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