日本のクラフトフレグランスブランドである「CARTA(かるた)」は、広島三越にて、3月15日(水)～20日(月)の6日間、“Less is more”をテーマにした企画展にポップアップ出店する。

日本の地域社会に根ざした香りづくり

「CARTA」は、地域の素材を使った日本のクラフトフレグランスのブランド。ブランド名は日本の百人一首“かるた”に由来している。歌人たちが、日本の草花や四季から気持ちを歌ったように“心に浮かぶ日本の情景を守り、繋いでいく”という想いが込められている。

日本のほとんどの地域では課題を抱え、悲しいことにその美しい情景が失われつつある。地域の文化や風習をつくったクラフトのルーツを“香り”で表現し、繋いでいけないか。日本の地域社会に根ざした香りづくり、それが同ブランドが掲げるブランドの命題だ。

はじまりとなる香りを日本の地域の生産者がつくり、手に取って香ると、その情景に導かれる。同ブランドは、そんな循環を大切にしている。

珊瑚ディフューザーを数量限定販売

今回のポップアップでは、2022年4月にクラウドファンディングMakuakeで先行販売され、目標1000％達成した人気商品「【MASU / 珊瑚ディフューザー】 フレグランスオイル10mL付き」15,600円(税込)が数量限定で販売される。

また、花良治(けらじ)みかんを配合した【01 KERAJI / フレグランスオイル10mL】6,600円(税込)と、喜界島シークーを配合した【02 IJICHI / フレグランスオイル10mL】5,500円(税込)の2種類のフレグランスオイルも販売予定。なお、各商品はオンラインストアで3月中旬に再販予定だ。

「珊瑚ディフューザーと喜界島柑橘のフレグランスオイル」は、奄美大島群島、喜界島の珊瑚に喜界島柑橘を配合したオリジナルブレンドのフレグランスオイルをかけ、香りを楽しむ商品。

珊瑚は多孔質な材質のため、小さな穴が多く空いている特徴を持つ。これがアロマストーンやアロマウッドのように、オイルを揮発させて香りを空間に広げる役割を果たすという。売上の一部は、喜界島サンゴ礁科学研究所に寄付することで珊瑚保全活動に寄与している。

ポップアップでは4ブランドが集結

“Less is more”は、ライフスタイルに欠かせない、長く使うことで豊かになるアイテムを中心に紹介する企画展。九州、福岡から「CARTA」も含めて4ブランドが集結する。

参加ブランドは「Limhome」、太宰府にアトリエ/ショップを構える刺繍ジュエリーブランド「LA COET broderie(ラ・コエット)」。福岡でオリジナルパールアクセサリーとシンプルで着心地よい洋服を取り扱うセレクトショップ「AURA」だ。

実際に商品を見たい人や香りを試したい人は、この機会に広島三越で開催される企画展“Less is more”へ訪れてみては。

■“Less is more”開催概要
開催日：3月15日(水)～20日(月)
開催場所：広島三越 1階ステージ
アクセス：JR広島駅→広電「(1)紙屋町経由広島港」行、「(2)宮島・西広島」行、「(6)江波」行に乗車。胡町電停より徒歩1分。アストラムライン本通駅→広電「広島駅」行に乗車。胡町電停より徒歩1分。
住所：広島県広島市中区胡町5-1
広島三越URL：https://www.mitsukoshi.mistore.jp/hiroshima/access.html

CARTA：https://carta.website/
Instagram：https://www.instagram.com/carta_fragrance/
コンセプトムービー：https://youtu.be/gkGNuS5iwZA

(江崎貴子)