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【岩手県】「震災学習列車」がリニューアル!岩手県立美術館で開催中のアートフェスタにも注目

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岩手県の最新情報をご紹介!「震災学習列車」のリニューアル情報や、岩手県立美術館で開催中の「アートフェスタいわて2022」について詳しく見ていこう。

被災地の記憶をたどる「震災学習列車」がリニューアル


三陸鉄道は、東日本大震災津波や令和元年台風19号によって経験した自然の脅威や被災地の「今」を伝える「震災学習列車」をリニューアルした。

「震災学習列車」の運行を通して、震災の記憶と教訓を後世につなぐ取り組みを行っている三陸鉄道。列車で移動しながら、三陸鉄道社員または沿線住民が車内で震災の状況などを案内し、被災状況が見られる場所では、停車や徐行運転を行う。2012年の運行開始から、これまで約8万6千人に利用されてきた。


今回は、ガイド環境をリニューアル。これまでは、ガイドが写真パネルを持ちながら説明を行っていたが、車両の前後にモニターを設置したことで、説明内容に関わる写真などをどの席からも同じように見ることができる。


また、復興状況や車窓からは見えない沿線の観光地・自然を紹介する映像を通して、三陸沿岸地域の魅力に触れることができる。なお、混雑や運行の都合により、従前のモニターが設置されていない車両での案内となる場合がある。

料金は、田野畑–久慈間、盛–釜石間の一般車両が43,300円(税込)、レトロ調車両・お座敷車両などのイベント車両が51,700円(税込)。鵜住居–宮古間の一般車両が48,340円(税込)、イベント車両が56,740円(税込)。乗車特典として、乗車した人全員に記念乗車証がプレゼントされる。申し込みは専用の用紙を使って、FAXで行う必要がある。申し込み用紙は、公式サイトからダウンロードしよう。

また、列車の先頭部に掲げるヘッドマークを好きなデザインで作成できるオプションも。事前に送られるヘッドマーク用の円板にメッセージやイラストなどを描き、乗車する列車に取り付けて運行できる。料金は22,000円(税込)だ。なお、図柄データを用意し、三陸鉄道においてヘッドマークを製作することも可能。別途製作費として10,000円程度が必要となる。詳細は、公式サイトで確認しよう。より学習しやすい環境にリニューアルされた「震災学習列車」を要チェックだ。

公式サイト:https://www.sanrikutetsudou.com/?p=239

岩手県の美術家の作品が一堂に会するアートフェスタも


さらに、今年で20回目を迎える「アートフェスタいわて」にも注目。岩手県立美術館にて2月25日(土)より開催され、岩手県の作家が制作した100作品以上が展示されている。


同展はプロ、アマを問わず、日ごろから制作活動を行っている県人作家の作品が一堂に会する展覧会として親しまれてきた。今回は、2022年秋に開催された第75回岩手芸術祭美術展の受賞作品に加え、日本画、洋画、版画、彫刻、工芸、書道、写真、デザイン、現代美術、水墨画の10部門それぞれから推薦された美術家の作品を併せた100点、および令和2年度岩手県美術選奨を受賞した美術家の作品も紹介される。


「アートフェスタいわて2022ー岩手芸術祭受賞作品・推薦作家展+岩手県美術選奨受賞者作品展ー」の会期は3月19日(日)まで。観覧料は一般が前売500円、当日600円。高校生・学生は前売300円、当日350円。小学生・中学生は前売150円、当日200円。企画展観覧券でコレクション展も鑑賞できる。なお、学生は学生証または生徒手帳の提示が必要。当日券の販売は岩手県立美術館のみとなっている。そのほか、割引特典や注意事項についての詳細は、公式サイトをチェック。


また、関連イベントとして、分野別ギャラリートーク(作品解説会)や、岩手県美術選奨受賞者によるアーティストトークも開催。詳細は、岩手県立美術館の公式サイトで確認しよう。岩手県の美術家たちの作品を、心ゆくまで楽しんでみて。

■岩手県立美術館
所在地:岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
開館時間:9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日

リニューアルされた三陸鉄道の「震災学習列車」&岩手県立美術館の「アートフェスタいわて2022」に注目しよう!

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