展示段数日本一の雛段飾りで有名な「素盞鳴(スサノオ)神社」にて、3月12日(日)まで「雛段飾り」を展示、3月31日(金)まで「第26回 雛のつるし飾りまつり」を開催中だ。

須佐之男命を祀った稲取の一部落の鎮守社

素盞鳴神社は、疫病除けの神様として知られる須佐之男命(スサノオノミコト)を祀った稲取の一部落の鎮守社。

平成26年から、この神社の階段に雛人形と雛のつるし飾りを飾るようになった。

段数118段は雛人形の展示段数で日本一

稲取温泉旅館協同組合の調べによると、現在、素盞鳴神社雛段飾りの段数118段は雛人形の展示段数で日本一。

急勾配の階段に飾られる雛人形と雛のつるし飾りがまるで壁の様に眼前に広がる様は圧巻で、階段手前の鳥居とのシチュエーションは、SNS映えすること間違いなしだ。

期間限定で御朱印授与所を設置

「素盞鳴神社雛段飾り」の展示は、期間中10:00～15:00の時間だが、天候により展示されない場合も。

料金は、施設運営費として300円の協力をお願いしている。

素盞鳴神社の御朱印も、この展示期間のみ御朱印授与所を設けて対応しているので、立ち寄ってみては。

約11,000個+6,409個の100対を展示

3月31日(金)まで開催中の「第26回伊豆稲取温泉雛のつるし飾りまつり」は、「文化公園 雛の館」がメイン会場となって行われる、日本三大つるし飾りのひとつ。

入館料500円、駐車料1台500円で、約11,000個+6,409個の100対が展示されている。

圧巻のジャンボつるし雛＆雛壇

館内のメインとなる6,409個のジャンボつるし飾りと、17段のジャンボ雛段は圧巻！

端午のつるし飾りや、日本三大つるし飾りと言われている福岡県柳川のさげもん、山形県酒田の傘福も展示されているので、併せて観賞してみては。

クレープの移動販売も実施

協賛会場は、稲取の一般民家における飾り方に近い形で、約1,980個展示している「収穫農園ふたつぼり」入場無料や、3月12日(日)まで、江戸時代の古今雛を約2,200個展示している「なぶらとと」入場料100円など。

さらにイベント中は、稲取温泉旅館協同組合運営のクレープ「TATENOICHI」が移動販売を実施し、期間限定の雛クレープも販売されている。

稲取の観光を楽しんで！

その他、2月18日(土)にオープンした、地元の食材の魚などを揚げる揚げ物屋「IZU AGEMONO STAND」や、

“稲取キンメ”とブランド化されている金目鯛の料理を楽しめる、全国屈指の温泉街稲取温泉など、雛人形と一緒に、稲取の散策・観光も楽しんでみては。

■素盞鳴神社
住所：静岡県賀茂郡東伊豆町稲取15

■文化公園 雛の館
住所：静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1729

稲取温泉旅館協同組合：https://inatorionsen.or.jp/

(佐藤ゆり)