兵庫県川西市の川西市郷土館で「小さな和の世界展」を開催。「第59回清和源氏まつり懐古行列」に出演する川西観光プリンセス(三御前役)と若武者(八幡太郎義家役)が決定した話題と併せてチェックしよう。

懐かしの風景を12分の1のサイズで再現

兵庫県川西市の川西市郷土館では、2月11日(土)～3月15日(水)の期間、「小さな和の世界展」が開催されている。ミニチュアのお雛さまや懐かしい昭和の店、街並みを12分の1のサイズで再現した「和風ドールハウス」を展示している。

展示作品は、アトリエkinoe-ne(西宮市)のドールハウス作家の岸本加代子さんと安田隆志さんが紙や樹脂粘土などを使用して、すべて手作りで制作したもの。本屋や商店などのほか、ミニチュアのひな人形も展示されている。

街並みは、昭和45年頃の店舗を作者の記憶や当時の写真などの資料をもとに再現。看板やポスターなどは当時の物とそっくりに制作されていることはもちろん、本物の質感を再現するため、素材にもこだわっている。小さな照明に照らされたレトロな雰囲気のお店の中には、樹脂粘土・本革などで細かく作られ、アクリル絵の具で色付けされたミニチュアの本や食べ物、お菓子、生活雑貨も展示されている。

来館者は、「一つ一つがとても精巧で、当時の街並みに自分が入り込んだようだ。昭和を知らない世代ですがとても懐かしい気持ちになれました。」などと話していたそうだ。

魅力的な「和風ドールハウス」をじっくり鑑賞してみては。

■小さな和の世界展
会場：川西市郷土館
住所：兵庫県川西市下財町4-1

川西観光プリンセス・若武者が決定

川西市は、4月16日(日)開催予定の「第59回清和源氏まつり懐古行列」に出演する川西観光プリンセス(三御前役)と若武者(八幡太郎義家役)の選考会を、2月19日(日)に「キセラ川西プラザ」で実施。川西観光プリンセス25名、若武者4名の応募者の中から、三御前役3名と八幡太郎義家役1名、合計4名が選ばれた。

川西市が清和源氏発祥の地であることを市内外にアピールするため、毎年開催されている「清和源氏まつり」。

川西観光プリンセスの巴御前役に小川恵莉佳さん、常盤御前役に神谷音芽さん、静御前役に倉ヶ市愛さん、若武者の八幡太郎義家役に上田亮太朗さんが選出された。今回選出された4名は「清和源氏まつり」のほか、年間を通じて市や観光協会などが行う各種イベントなどへ参加し、市の魅力をPRする予定だ。

まつりを盛り上げる4人の活躍を楽しみにしよう。

さまざまな形で市の魅力を発信する川西市。今後の取り組みにも注目だ。

川西市公式HP：https://www.city.kawanishi.hyogo.jp/

(ソルトピーチ)