日本文芸社は、3月1日(水)、山根明弘氏監修『猫柄図鑑』を全国の書店・オンライン書店などで発売を開始した。
猫にまつわる気になる疑問がスッキリ解決
同書は、三毛猫はなぜメスしかいないのか?左右の瞳の色が違うオッドアイはなぜ起こるのか?といった、猫の毛色や瞳の色を決める遺伝の法則など、猫の「柄」に関するすべてがわかる図鑑だ。猫にまつわる気になる疑問がスッキリ解決できる。
身近な日本の猫たちを中心に、柄ごとの特性の違いや猫の五感、猫観察のススメも盛り込まれているほか、猫の祖先や世界と日本における猫と人間の歴史も丸わかりだ。
さらに、猫教授・中村保一氏が案内する 「日本猫の歴史&三毛猫遺伝子のミステリー」も収録されている。
同書では、わかりにくい遺伝の法則がかわいいイラストと図解でわかりやすく解説されている。
黒三毛、キジ三毛、黒キジ、茶キジ、サビ、ブチ、白、黒の毛柄が豊富なデータとともに、にゃんこの模様のふしぎを徹底解明している。
YouTubeやSNSで人気の猫たちも登場
YouTubeやSNSで人気の猫たちや、ねこ博士&猫教授の愛猫も登場する。
同書に登場する人気猫たちには、おあげ、那須の長楽寺のひーちゃん、妙子と夏子、すずめとうなぎ、「猫のきんた・ココ・楽。チャンネル」きんた、「ひのき猫」ひのき、猫社員のさくら、「ねこほうチャンネル」モモなど多数。
また、街ねこウォッチングに欠かせない!ねこ博士直伝のテクニックも紹介されている。猫好きもそうでない人も、猫の新たな魅力を発見できる、今までとはちょっと違った視点で猫を眺められる1冊だ。
目次および監修者紹介
同書は、PART1 日本の猫の毛色、PART2 猫柄図鑑、PART3 街ねこウォッチングのススメ、PART4 猫のルーツと日本猫の歴史から成る。
詳しい目次は上記のとおりだ。
監修者の山根明弘氏は。1966年生まれで兵庫県出身。九州大学理学部卒業。理学博士。国立環境研究所、京都大学霊長類研究所、北九州市立自然史・歴史博物館(いのちのたび博物館)などを経て、現在は西南学院大学人間科学部教授。
猫の島として知られる福岡県の相島で、7年間に渡って猫のフィールドワークを行い、その生態を研究する。おもな著書に『ねこの秘密』(文春新書)、『ねこはすごい』(朝日新聞出版)など。NHK「ダーウィンが来た!」「美の壷」などにねこ博士として出演。
128ページ、1,760円(税込)で発売中の『猫柄図鑑』は電子書籍もある。この機会に、ねこ博士監修の同書を楽しんでみては。
『猫柄図鑑』URL:https://www.nihonbungeisha.co.jp/book/b619209.html
(さえきそうすけ)