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【福島県】子どもたちの心から湧き出る音楽を。「第8回エル・システマ子ども音楽祭 in 相馬」

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エル・システマジャパンは、相馬市、相馬市教育委員会との共催で、3月25日(土)・26日(日)に「第8回エル・システマ子ども音楽祭 in 相馬」を相馬市民会館で開催する。

今年で第8回目を迎える音楽祭

今年で第8回目を迎える、相馬でのエル・システマ子ども音楽祭。

今回は、相馬市内の吹奏楽部が集う吹奏楽ステージに加え、市内の合唱団を迎えての演奏も予定されている。


今年の相馬子どもコーラスは、全編英語詞と振付けで名曲「サウンド・オブ・ミュージック」に、


相馬子どもオーケストラは、ブラームスの「交響曲第1番」という大曲にそれぞれ挑戦する。

Web予約を受付中


​音楽祭のプログラムをチェックしていこう。


3月25日(土)は、吹奏楽ステージ、コーラスステージ。振付は、ラッキィ池田氏、彩木エリ氏が担当する。

3月26日(日)は、オーケストラステージ、オーケストラ&コーラスによるグランドフィナーレだ。

出演は、相馬子どもオーケストラ&コーラス、相馬市立中村第一中学校吹奏楽部、相馬市立中村第二中学校吹奏楽部、相馬市立向陽中学校吹奏楽部、福島県立相馬総合高等学校合唱部のほか、相馬合唱団エスポワール、相馬男声合唱団。

指揮は、古橋富士雄氏(コーラス)、木許裕介氏(オーケストラ)。ピアノは、野間春美氏。司会は田添菜穂子氏が務める予定だ。

音楽祭の入場は無料で自由席となるが、事前予約が必要となる。興味のある人は専用URLからWeb予約をしよう。

音楽教育プログラム「エル・システマ」

「エル・システマ」は、1975年、貧困や治安の悪化という問題を抱えていた南米ベネズエラで、子どもたちを守るために始まった音楽教育プログラム。現在では、70以上の国・地域で「エル・システマ」の理念に基づいた音楽教育が実施されている。

日本では、東日本大震災で被災した子どもたちが音楽での経験を通して、自信や尊厳を回復し自分の人生を切り開いていく力を育むことを当初の目的に、2012年よりエル・システマジャパンとして福島県相馬市で開始。2014年から岩手県大槌町、2017年より長野県駒ヶ根市、東京都、10周年を迎えた2022年からは大阪府豊中市、京都府舞鶴市と活動が拡大している。

コロナ禍と向き合いながらも歩みを止めず、音楽とともにたくましく成長を続ける子どもたちの心から湧き出る音楽を「第8回エル・システマ子ども音楽祭 in 相馬」で楽しもう。

■第8回エル・システマ子ども音楽祭 in 相馬
​日時:3月25日(土)・26日(日) 両日14:00開演(13:15開場)
会場:相馬市民会館 大ホール
住所:福島県相馬市中村北町51-1
Web予約URL:https://teket.jp/469/18304

エル・システマジャパン:https://www.elsistemajapan.org/

(江崎貴子)

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