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東京都足立区の取り組み!SDGs未来都市特設サイト公開&日本郵便と包括連携協定を締結

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東京都足立区では、SDGs未来都市の特設サイト制作・公開や、日本郵便との包括連携協定締結など、住みやすいまちづくりのための取り組みを進めている。詳しく内容をみていこう。

NO BORDER ADACHI!SDGs未来都市特設サイト公開


昨年5月にSDGs未来都市に選ばれた東京都足立区では、3月23日(木)、「NO BORDER ADACHI」をキャッチコピーに、SDGs未来都市の特設サイトを公開した。同サイトでは、足立区のSDGs未来都市の取り組みやイベント情報など発信していく。

足立区は、昨年5月に、内閣府より「多様なステークホルダーと挑む『貧困の連鎖』解消に向けた都市型モデルの構築」をテーマに「SDGs未来都市」として選定され、さらに特に先導的な取り組みを行う「自治体SDGsモデル事業」にも選定された。令和4年度に都内でダブル選定を受けた自治体は足立区のみだ。

現在、「綾瀬をもっと愛される地域に」をコンセプトに、個人が街で“やりたい” “やってみたい”ことの実現に向けてアイデアを出し合い、実践していく場の「アヤセ未来会議」や、綾瀬駅西口高架下の20年近くシャッターが閉まっていた店舗を、地域の人たちと綾瀬の新しい賑わい創出拠点として再生させる事業「高架下No Border LAB」が進行している。

これを契機に、足立区のSDGsに関する情報を一元化させ、足立区民にはもちろんのこと、区外の人にもSDGsを身近に感じてもらえるよう、「あだち×SDGs 足立区SDGs未来都市 特設サイト」の制作に至ったという。


同サイトのビジュアルテーマ「NO BORDER ADACHI」は、多様性、寛容性、〇〇しやすいという意味。足立区のSDGs未来都市モデル事業の取り組みは、人々の「やってみたい」という思いを大切にしている。どんな事情であっても、全ての人が自分らしい取り組みにチャレンジできる街として、多様な個性の人が足立区のなかで関わり合いながら活動する様子を表現している。

また、まちづくりの主役は「その地域に住む人」であると考え、同サイトでは自治体の情報よりも、その街で暮らし、働き、憩う人たちにスポットをあて、足立区の魅力でもある人の温かさが伝わるようにしている。


具体的には、「足立区をより良い街にするために活動する個人や団体へインタビューし、足立区の未来に向けたアクションを紹介」「あだちSDGsパートナー募集、アイデアのマッチング実施」や、「SDGs未来都市モデル事業の進捗状況発信」などを行っていく。

SDGs未来都市・足立区の情報をリアルタイムでチェックしてみては。

あだち×SDGs 足立区SDGs未来都市 特設サイト:https://www.adachi-sdgs.jp/

東京23区初!日本郵便と包括連携協定を締結

左:芳之内晃樹 足立郵便局長、中央:太田定良 六月町郵便局長、右:近藤やよい 足立区長

また、足立区と日本郵便は、3月1日(水)、相互連携及び協働・協創による活動により、足立区の発展と区民サービスのさらなる向上を推進するため、包括連携協定を締結した。締結式には、足立区長の近藤やよい氏、太田定良(おおたさだよし)六月町郵便局長、芳之内晃樹(よしのうちこうき)足立郵便局長らが出席した。日本郵便との包括連携協定は、東京23区では足立区が初となる。

足立区内に67局を置く日本郵便とは、これまでに「道路の損傷等」や「高齢者の異変等」の情報提供、「認知症月間」などの区の事業PR活動などで連携を図ってきた。



2月中旬からは「足立区防災アプリ」と「公式LINEやSNSなどの情報」を取得できる二次元コード付シールを、足立区内336カ所の郵便ポストに貼付する新たな連携もスタートした。


協定締結式では、足立区長より「郵便ポストに『足立区防災アプリ』などに直結する二次元コード付のシールを貼付していただき、防災の面からも連携をさせていただいている。郵便局は地域と最前線で結びついており、足立区の手が届きづらいところにも、安心・安全のためにご協力いただきたい。これからもお互いに良い関係を築きながら連携をしていきたい」との挨拶がされた。

続いて、太田六月町郵便局長からは「本日から郵便局でのマイナンバーカード申請サポートも開始となり、早速申請をされた方がいるとのことで、大変好調なスタートを切った。郵便局は地域に根差したサービスを展開しているので、地域のお客様、区民の皆様のために今後もより良いサービスの提供を区と共に尽力していく」との挨拶があった。

さらに、芳之内足立郵便局長からは「23区での包括連携協定は初。郵便局には全国にネットワークがあり、区内には約1,500人の社員、300台を超えるバイクと100台を超える自動車が毎日のように稼働している。機動力を生かして、安全に暮らせる様々な施策を連携して取り組んでいく」との言葉があった。

足立区と日本郵便の連携による地域課題解決に、今後も注目だ。

足立区公式サイト:https://www.city.adachi.tokyo.jp/

(suzuki)

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