tsunagari(ツナガリ)のプロジェクトAOi(アオイ)は、4月15日(土)に、障がいの有無に関係なく、1人でも多くの人が楽しめるイベントをコンセプトに、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでのイベントを企画している。

「障がいがあるから行けない」を叶える

tsunagariのAOiプロジェクトは、第3回目となる。第1回・2回は、東京ディズニーリゾートでイベントが開催された。障がい当事者・医療従事者を含め、これまでに約50名弱の人々が参加した。

今回は参加者からも要望が多かったという、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでのイベントが計画されている。東西の大手テーマパークのバリアフリーを体感し、参加者全員で「障がいがあるから行けない」を叶えてくれる。

バリアフリー設備・サービスについて考えるきっかけに

また、車いすのまま利用できるアトラクションはあるのか、視覚障害・聴覚障害の人もアトラクションをより楽しめる工夫があるのか、テーマパークのバリアフリー設備・サービスについて考えるきっかけに繋がる体験を提供。

AOiプロジェクトでは、医療従事者や障がい者サポートのプロフェッショナルと共に、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを訪れる。

普段感じることのないバリアフリーに触れる体験、そして「人とのつながり」を感じる思い出を創れることは、AOiならではの経験と考えているという。

「人と人とのつながり」を感じるイベントを提供

AOiは、tsunagariが運営する「人と人とのつながり」を感じるイベントを提供をするプロジェクト。

「病気になったから」「車いすだから」「なにをするにも誰かの手が必要で、迷惑がかかる」「旅先でバリアフリーが整っていないから楽しめない」。日本全国には「障がいがあるから行きたい場所に行けない」と、行きたいところに行く楽しみをあきらめてしまう人がいる。

AOiは、その人々が「障がいの有無にかかわらず行きたい場所に行きたい！観光を楽しみたい！」という想いを感じられるきっかけとなるようにサポートを行い、参加者全員で最高のひとときを楽しむプロジェクトだ。

AOiのコンセプトは、「1人でも多くの人が参加できる、そして最大限に楽しむことができる」だ。メンバーには理学療法士・作業療法士・看護師・介護福祉士など、医療・介護のプロフェッショナルが参加し、1人でも多くの人が楽しめるイベントを参加者全員で創り上げる。

イベント終了後もInstagram・noteなどのSNSを使用し、活動報告・イベント体験記・バリアフリーの情報などのリアルを伝えている。「現地の情報」「生の情報」「当事者ならではの視点」など、AOiだからこそ伝えられる、価値のある情報だ。

AOiは体験で終わらせるのではなく、参加者と一緒にメディアを通して、医療従事者・障がい当事者に必要な情報を丁寧に届けている。

障がいがあるからユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ行くのをあきらめていたという人は、AOiプロジェクトに参加してみては。

■ユニバーサル・スタジオ・ジャパンイベント概要
日時：4月15日(土)
開催地：ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
住所：大阪府大阪市此花区桜島2-1-33
備考：同イベントまでの交通手段や宿泊施設の手配などは、参加者各自となる。ただし、サポートが必要な場合には相談可能。※旅行業法との観点から、イベントまでの交通手段や宿泊施設の代理手配はしてもらえないため注意を。
AOi公式サイト：https://aoi.family/

(角谷良平)