名古屋造形大学にて4月14日(金)~24日(月)の期間中、「徳川創業史料の世界」が開催される。徳川創業を物語るさまざまな文献史料を紹介する。
徳川創業を物語るさまざまな文献史料を紹介
徳川家康(1543-1616)は、戦国乱世を終結させ江戸幕府を開いた人物として知られる。その覇業の歴史はどのように語り継がれたのだろうか。江戸時代を通じて多くの編纂物が制作され、その中で家康の原風景を垣間見ることができれば、家臣たちの武勲伝、家康と戦った側の歴史像、家康の神格化(東照大権現)の問題など、さまざまなテーマを見出すことができる。
今回の展示では、第一章で徳川創業を物語るさまざまな文献史料を、また家康とその周辺の人物に関わる絵画・文献史料を第二章で紹介する。
同展示概要
「徳川創業史料の世界」の開催日時は、4月14日(金)~24日(月) 平日は13:00~18:00、休日は11:00~18:00。会場は名古屋造形大学 アートストリート ボックス04、観覧無料。
4月15日(土)16:00~30分程度、ギャラリートークを実施、解説を同朋大学 文学部 仏教学科教授 安藤弥氏が務める。安藤弥氏は同朋大学 佛教文化研究所所長。本展示企画をプロデュース。大河ドラマ「どうする家康」第7話~第9話に資料提供をして関わるとともに、脚本などへの助言も行い第7話に出演も。
期間中に大河ドラマ「どうする家康」の出演者等身大パネルなどの展示も同時開催。等身大パネルは、徳川家康をはじめ5体程度を予定しており写真撮影も可能。主催はNHK名古屋放送局。
第二期は同朋大学にて
同展示は第二期では同朋大学へ巡回。同朋大学との協働企画である同展示。名古屋造形大学での展示終了後パワーアップして、7月には名古屋市中村区にある同朋大学での開催となる。
こちらの会期は7月7日(金)~18日(火)9:30~17:00、最終日は16:00まで。土は開室、日・祝は閉室となる。会場は同朋大学 Doプラザ閲蔵1Fギャラリー、観覧無料。ギャラリートークは7月8日(土)14:30~30分程度、第一期と同じく安藤弥氏が解説。
徳川創業を物語るさまざまな文献史料を見に足を運んでみては。
■名古屋造形大学
住所:愛知県名古屋市北区名城2丁目4番1
名古屋造形大学公式サイト:https://www.nzu.ac.jp/news/tokugawa/
(さえきそうすけ)