情報都市は、空港の街・泉佐野市のランドマークである「さのみなと団地」で暮らす人たちのライフスタイルを「泉佐野・みなとエリア」の魅力とともに発信し、新しい「団地ぐらし」の形を提唱する「みんなと、みなと さのみなと団地ぐらしプロジェクト」をスタートした。

若者からシニアまで人気の「さのみなと団地」

「さのみなと団地」は、総戸数329戸の2棟からなる集合住宅。

同社が民間業者として日本で初めてUR都市機構から買い受け(※)、建物管理・再生のノウハウを活かして再生を図ってきた。

2020年には大規模修繕が行われ、当初58％だった入居率は現在95％に。若い年代や子育て世帯から長年住む人まで、幅広い層がそれぞれのライフスタイルで暮らしている。

「さのみなと団地」は、関西空港や泉佐野駅にほど近く、部屋からは海や山が見えるロケーションだ。

自由度の高さから若い世代の注目を集める団地

かつては充実した設備や優れた住環境から人気を博し、憧れの存在であった「団地」。

近年老朽化や入居者の高齢化により衰退の風潮もある一方、古い間取りや設備をリノベーションで一新した「団地再生」の取り組みが進んでいる。

ライフスタイルや趣味嗜好が多様化する現代で「自分好みの空間を作りたい」「理想の住まいを実現したい」というニーズに合う自由度の高さや、「自分らしい暮らし方」を求める若い世代への人気が高まっている。

コラボしたクリエイターはヒナタユウ氏と渡辺葉一氏

同プロジェクトの舞台は、関西空港の足元、海と山に囲まれた泉佐野市のランドマークである「さのみなと団地」。

団地で暮らす幅広い年代の人々のライフスタイルに注目し、一児の母であるフォトグラファー・ビデオグラファーのヒナタユウ氏、泉佐野市でまちづくりやコミュニティ活動に取り組む渡辺葉一氏とコラボレーション。

このコラボレーションによって、これまでと違う切り口から団地ならではの利便性や魅力を発信。従来の団地へのイメージを一新し、新しい団地ぐらしのスタイルを提唱している。

また、毎月色々な世代や暮らし、そしてみなとエリアの魅力にスポットを当て、インタビューと実際の部屋を紹介する動画シリーズ「わたしが、みなとを選んだ理由」をYouTube、Instagramで定期配信していく。

ヒナタユウ氏は、1992年4月6日(月)生まれの一児の母。フォト・ビデオグラファーであり、シンガーソングライターの表現を持つ。企業にて企画・デザイン、撮影を経験し2023年に独立した。

渡辺葉一氏は、1991年生まれで、泉佐野商工会議所、泉佐野市のまちづくり企業において地域の中小企業支援、空き家・古民家再生、地域活性化事業の企画などの活動に従事。2021年に独立した。

「さのみなと団地」の暮らしに興味がある人は、同プロジェクトの発信に注目してみては。

さのみなと団地HP：https://www.j-toshi.com/sanominato/
公式YouTubeチャンネル：https://www.youtube.com/@sanominatodanchi
公式Instagram：https://www.instagram.com/sanominato_danchi/

※2017年当時300戸以上の物件として

(佐藤 ひより)