「アマン京都」は、2022年に好評を博した、琳派へオマージュを捧げたアフタヌーンティーをリニューアルし、5月1日(月)~6月30日(金)の期間で開催中だ。
スイーツ2品・セイボリー1品に琳派のエッセンスを
アフタヌーンティー「A Touch of Rinpa」は、2段のお重に並ぶアフタヌーンティーのうち、スイーツ2品、セイボリー1品に琳派のエッセンスが取り入れられている。
画像中央にあるのは、琳派を大成させたとされる尾形光琳の『蔦図香包』をモチーフとし、松野醬油の醤油のガナッシュクリームを中村製餡所のこし餡で包み、練り切りで仕上げられたスイーツだ。
画像左下にあるのは、江戸琳派の奇才・鈴木其一さんの『藤花図』をイメージした鮮やかな赤紫の一品。白餡で包みこんだフレッシュ葡萄とクリームチーズを、大原の紫蘇ジュースの寒天と求肥で巻き爽やかに仕上げている。
画像右下にあるのは、尾形光琳さんの代表作である国宝『燕子花図屏風』から着想を得ている独創的なセイボリー。鮮やかな緑色の緑豆と、コク深く濃厚な風味のパルミジャーノチーズのテリーヌで鮮やかに表現されている。
上品なセイボリーや愛らしいスイーツが目白押し
他にも、1段目のお重には、総料理長・小澤達也さんによる「イクラと渥美プレミアムラスサーモンのキッシュ」や「京赤地鶏のパテ 賀茂茄子 バジルオイル」など、プレミアム食材で仕立てられた上品で大人な味わいのセイボリーが並ぶ。
2段目のお重には、「水尾の柚子ムース」や「紫竹庵の豆乳ロール」など、エグゼクティブペストリーシェフ・松尾浩幸さんこだわりの京都のエッセンスも取り入れた、和菓子のように愛らしいスイーツが詰められている。
これらの目にも楽しいスイーツを20種類のティーセレクションと共に楽しめる。
アフタヌーンティーのフィナーレには、井筒八ッ橋の生八つ橋にフレッシュなブルーベリーや濃厚なドゥーブルクリームが添えられた、古都を感じるスイーツと抹茶が味わえる。
かつての芸術村に佇む、古都の魅力溢れるリゾート
「アマン京都」は、京都の北、左大文字山から続く鷹峯三山の麓に息づく、密かな森の庭に佇むリゾート。この地区は、約400年前の江戸時代初期に活躍した芸術家・本阿弥光悦さんが居を構え、芸術村として栄えた場所だ。
約2万4千平方メートルの広い敷地内に、アライバル棟、リビング棟(オールデイダイニング)、レストラン棟(日本料理)、天然温泉を備えるスパ棟、24室からなる客室棟と2つのパビリオン棟が森の庭に溶け込むように点在している。
隠れ家のようなモダンな建築と、時を経てなお凛と残る庭が織り成す景観で、より奥深い古都の魅力に触れる滞在を実現している。
きらめく青もみじに包まれ、芸術に想いを馳せながら優雅な昼下がりを楽しんでみては。
■アフタヌーンティー「A Touch of Rinpa」
会場:アマン京都
住所:京都府京都市北区大北山鷲峯町1番
期間:5月1日(月)~6月30日(金)
時間:午後3時または午後3時30分 ※前日午後6時までの予約が必要
価格:12,000円(消・サ込) ※グラスシャンパン付き
ウェブ:https://www.aman.com/ja-jp/resorts/aman-kyoto/dining/seasonal-afternoon-tea-aman-kyoto
(Higuchi)