埼玉県幸手市に本社を置き、埼玉県北東部で地域密着型の不動産事業を手掛ける「フレンドホーム」は、管理戸数1381戸、幸手市管理シェア率26%の地域一番店として営業している。“地域に広げるLIFEの輪”を企業ビジョンに掲げ、不動産の枠にとらわれない様々なイベント開催やサービス展開を行っている。
「ここに住み続けたい」という価値を生み出す
消滅可能性都市、埼玉県内ワースト1と言われた「幸手市」。同市にてフレンドホームが取り組む地域活性とは、「この地域に住んでいたらいいことがあった」という体験から、「ここに住み続けたい」という価値を生み出していくこと。街に住む人が、まずこの街の魅力に気付くという視点を意識し、社員数19名の同社が地域ぐるみのサービスを展開している。
フレンドホーム入居者向けの飲食店割引サービス
ウマい店には人が集まる。そして幸手市には“ウマい店”がたくさんある。同社では、何よりも地元に住んでいる人がその魅力に気付くことがスタートと考え、地元飲食店(協賛店)を利用の際は300円割引で飲食ができるフレンドホームの独自サービス「フレンドMEMBERS」を実施。割引があるから初めて行ったというお店でも、料理の美味しさや居心地の良さを知り、リピーター獲得に繋げている。
2021年11月にスタートしたこの制度に協賛している飲食店は、現在35店舗。カードを提示するスタイルからシステム化を進め、さらに利用しやすく進化している。
野菜の無料配布や子ども向けイベントも実施
また、同社では、地元の農家さんに教えてもらいながら実際に野菜を育てて収穫し、フレンドホームの入居者をはじめ、近隣の人に配って幸手の魅力を発信している。
幸手産野菜を無料配布するオリジナルイベント「フレンドマルシェ」も開催。第2回目は5月27日(土)に開催を予定しており、同市の有機栽培農家の協力を得て実施される。
そのほか、長く続いたコロナ禍で“子供たちに思い出を作ってあげられていない”という入居者からの声を受けて、「おしごと体験会」など子ども向け・ファミリー向けイベントも開催。“この街に住んでいるから楽しい経験ができた”と思ってもらえるようなイベントを企画し、毎回大盛況となっている。
不動産の枠にとらわれないサービスを展開
4月20日(木)には、賃貸物件オーナー、「フレンドMEMBERS」協賛飲食店など、約100名を招待して「フレンドホーム35周年記念パーティ」を開催。ブッフェコーナーは、ケータリング専門業者ではなく、地元飲食店に料理の提供を依頼した。同市で活動している和太鼓保存会にも出演してもらい、地域にLIFEの輪を広げるパーティとなった。
同社は、地元・幸手市がいつまでも活気ある街であるために、今よりもっと地元の人たちの生活に寄り添ったサービス展開で豊かさに満ちた地域をつくることを目指している。フレンドホームの入居者なら無料でレンタルできる各種サービスも展開していくというのでお楽しみに。
フレンドホームの管理物件に住んで、地域の魅力を楽しむサービスを利用してみては。
フレンドホームHP:https://friend-home.jp
(山本えり)