神奈川県横浜市にある「はまぎん こども宇宙科学館」は、2022年12月1日(木)～3月31日(金)の期間に募集をしていたプラネタリウム投影機の愛称を「はま銀河」に決定した。

ギネス世界記録に登録されたプラネタリウム投影機

同館では、昨年12月1日(木)のリニューアルオープンより、大平技研が開発したプラネタリウム投影機「MEGASTAR-IIA(メガスターツーエー)」を導入。プラネタリウム出口付近に募集箱を設置し、愛称を募集していた。

そしてこのたび、応募総数2,206枚の中から館長を始めとした関係者で選定し、愛称が「はま銀河」に決定。「『横浜』を想起させる名前」「恒星球の見た目や名称にちなんだ名前」「シンプルで親しみやすい名前」「夢のある名前」であることが選定理由となった。

同館の的川泰宣館長は、「『はま銀河』は、決してキラキラネームではありませんが、『はまっこ』たちが、故郷の『銀河』を末永く愛しつづけて欲しいという願いを込めました(一部抜粋)」とコメントした。

「はま銀河」は、すべて個別の星として投影できるよう、肉眼では見分けられないような微細な星粒まで、恒星原板に極小の穴をあける技術により、1等星から20等星までの微光星を正確に再現し、今までにないリアルで緻密な天の川も再現できる。

プラネタリウム投影機「MEGASTAR-IIA」と的川泰宣館長

2月8日(水)には、少なくとも7億個の恒星を投影できるプラネタリウム投影機として、「プラネタリウム投影機により投影された星の最多数(ワンオフ)」という記録タイトルでギネス世界記録に登録された。

臨場感あふれる宇宙を体験できる

同館のプラネタリウムでは、直径23mのドーム全体に広がる迫力の映像と、ギネス世界記録を達成した世界一たくさんのリアルで美しい星がつくりだす、臨場感あふれる宇宙を体験できる。

同館の入館料は、大人400円、小・中学生200円、未就学児無料。プラネタリウム入場料は、大人600円、小・中学生300円、4才以上300円で、3才以下の子どもでも座席を利用する場合は有料となる。

「はまぎん こども宇宙科学館」で、「はま銀河」が投影するリアルで美しい星空を眺めてみては。

■はまぎん こども宇宙科学館
住所：神奈川県横浜市磯子区洋光台5丁目2−1
URL：https://www.yokohama-kagakukan.jp/

(Higuchi)