日本カレーうどん協会が、同協会実施のカレーうどん検定に合格した認定カレうどニストに対し、6月5日(月)よりデジタルの「カレうどニスト認定証」無料発行の正式受付をスタートした。
真のカレーうどん好きの称号
認定カレうどニストとは、日本カレうどん協会の認定会員だけが与えられる、カレーうどんファンの称号。協会では今年3月から無料でカレーうどんに関する知識を判定するWEB上での筆記試験を実施しており、この試験に合格することで、真のカレーうどん好きの称号と、カレうどニストとしてふるまえるお墨付きを手にすることができる。
年齢、性別、学歴を問わないマニアの証は、今や国民食ともされるカレーうどんの普及活動にも大きく寄与するもので、既にカレーうどん界隈では隠れた名誉職とも認知され、カレーうどん好きには必携の資格だ。
カレうどニスト会員限定名刺も発行可能
今回発行の正式受付がスタートしたデジタルの「カレうどニスト認定証」は、日本カレーうどん協会のサイトに行き、カレーうどん検定を受けて協会員(認定カレうどニスト)になれば発行可能。デジタル認定証の発行料は無料だ。
さらにカレうどニスト会員だけが取得できる、限定名刺も発行することができる。認定証兼名刺発行は有料で、3,900円(税込)となっている。
国連環境計画が誕生したのも6月5日
また、カレうどニスト認定証の発行受付開始日である6月5日(月)は、1972年、国連人間環境会議で「人間環境宣言」が採択され、国連環境計画が誕生したのと同日。日本の提案でこの日を「世界環境デー」と定め、1993年には「環境基本法」で「環境の日」と定められた。
世界中の環境問題に対する意識が高まる中、食についても環境に配慮する取り組みが進んでいるが、カレーうどんも例外ではなく、一部のカレーうどん店では、食材の調達において地産地消や有機栽培を意識し、環境に優しい食材を使用。カレーうどんは、肉や魚介類を使わずに作られることが多く、ビーガンやベジタリアンにとっても食べやすいメニューとなっている。
他にも、カレーうどんはスープや麺が一緒に提供されるため、器や容器の使用量が少なくなるのもポイント。これにより、食品ロスの削減につながるとともに、廃棄物の削減にも繋がると言える。
さらに偶然にも6月5日は、年間200食以上は食する無類のカレーうどん好きである、日本カレーうどん協会理事長・山根さだと氏が発起人となり、世界中にカレーうどんを広め、笑顔にしたいという男の熱い想いに、カレーうどん好きの4人のメンバーが集まり、最初に顔合わせミーティングを開催した記念すべき日でもあるという。
専門知識のレベル向上を目指そう
世界に広がる日本食ブームに伴い、今や海外でも人気を博している「カレーとうどん」。「カレうどニスト認定証」の発行を目指し、カレーうどんについての専門知識のレベル向上を目指してみては。
日本カレーうどん協会:https://curry-udon.jp/
(佐藤ゆり)