リベロコーポレートサイトより引用

スター引越センターを運営するスタームービングは、リベロが構築した全国の引越会社参加する「HAKOPLA」のプラットフォームを通じて、全国災害支援ネットワークに参加した。

災害発生時にリソースを提供

日本では地理的、気候的な要因により、数多くの自然災害が毎年発生する。スタームービングは、東日本大震災以降、地震や水害が起こった地域へ支援物資を収集～輸送～提供してきた。

今まで支援を行った地域は、岩手県(2011年東日本大震災)、岡山県、広島県(2018年西日本豪雨)、佐賀県(2019年佐賀豪雨)、静岡県(2021年熱海土砂災害)など、地震や水害が起きた地域。同社のある神奈川県横浜市からはかなり遠方のエリアだった。

引越会社は、物流や輸送の専門家としての経験とスキルを活かし、災害発生時に貴重な人材、車両、スペースといったリソースを提供することが可能だ。

ボランティア団体と全国の引越会社を繋げる

しかし、引越会社は全国にあるのに、ボランティア団体とのつながりが薄く、支援のきっかけがない会社がほとんどだった。

そこで「HAKOPLA」のネットワークを使うことにより、同社が支援しているボランティア団体と全国の引越会社を繋げ、災害支援ネットワークができるのではと、幹事会社である同社がリベロ社へ提案し、全国の引越会社による災害支援ネットワークが実現した。こうして全国130社の引越会社による災害支援マップが　6月1日(木)に公開された。

Googleマップによる災害支援マップ

公開中の災害支援マップは、被災地(被災者)の人やボランティア団体が分かりやすいよう、Googleマップで全国の引越会社を表示する。

北は北海道、南は九州まで、日本各地で災害が起きた際、近くの引越会社と協力し、被災地の人をサポートできるようになった。日本は地震や水害の災害国家。今後災害が起きた地域へ、このネットワークを通じ、迅速に被災地の復興を支援し、一人でも多くの被災者の方の力になりたい、と同社は考えている。

スタームービングが参加した引越業界のプラットフォーム「HAKOPLA」を、この機会にチェックしてみては。

「HAKOPLA」災害支援ネットワーク：https://livero.co.jp/bousai
スター引越センター公式HP：https://www.starmoving.jp/

(江崎貴子)