飢餓をなくすことを使命とする国連唯一の食料支援機関、WFP国連世界食糧計画を支援する国連WFP協会では、環境月間の6月14日(水)~27日(火)の期間、玉川髙島屋S・C本館1FグランパティオにてSDGsを楽しいイラストで描く「SDGsユーモアイラスト展」を開催する。
世界を変える17の目標をイラストで誰でも分かりやすく
「SDGsユーモアイラスト展」は、飢餓問題も含めたSDGs(国連の定めた「持続可能な開発目標」)の17の課題を50作品以上のユーモアあふれるイラストで誰でも分かりやすく表現している。
SDGsのゴール達成まであとわずか。新しい感染症の拡大、紛争や戦争の勃発、自然災害や地球温暖化などに直面する世界で、私たちは持続可能な社会を真剣に考えなければならない時を迎えている。
しかしSDGsの言葉を知っていてもその内容については難解で理解が十分に広がっていないことも事実だ。少しでも多くの人々にSDGsの意味を知り、問題解決のために何ができるか考えてもらうために、プランナーや環境マンガ家として活躍するマルチクリエイターの本田亮氏が子どもから大人まで分かりやすく楽しめるイラストを描き起こした。
初公開の新作12点を含む56点を展示
展示作品は、SDGs17のゴールを描く初公開の新作12点を含む56点。作者の経験を通した表現が圧倒的な作品数で展示されるので、見る人の体験によってさまざまな共感が生まれるはずだ。ユニークで親しみやすい内容は、SDGsを身近に感じ、アクションを起こす大切さを改めて気づかせてくれる。
国連WFPは途上国で食料支援活動を行っているが、SDGsの2番目の目標である「飢餓をゼロに」をはじめ関連の深いテーマを多く抱え、そのゴール達成のために世界各地で日々努力を重ねている。SDGsの理解促進は、支援の大きなバックアップにつながるという。
なお、展示がスタートする6月14日(水)午前中には本田亮氏も来場する。
世界を変える17の目標が楽しく理解できる「SDGsユーモアイラスト展」へ足を運んでみては。
■SDGsユーモアイラスト展
開催日時:6月14日(水)~27日(火)10:00~20:00
会場:玉川髙島屋S・C本館1F グランパティオ
住所:東京都世田谷区玉川3-17-1
(角谷良平)