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【北海道札幌市】北海道の素材と技術にこだわった「popke」の平屋モデルハウスが月寒東にオープン

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竹内建設は、北海道素材にこだわった平屋タイプのモデルハウスを新たにオープンした。

北海道の素材と技術を凝縮した住宅ブランド「popke」

札幌を拠点に住宅を手がける同社は、北海道の素材と技術にこだわった注文住宅ブランド「popke(ポッケ)」を手がけている。

ブランド名は「暖かい」を意味するアイヌ語で、実際に同ブランドの家で暮らす客からは「とても快適。真冬も朝3時間ほどエアコンを稼働させるだけで1日中暖かい」との声が寄せられているという。

5月13日(土)にオープンした「月寒東モデルハウス」は、同ブランドのモデルハウス2棟目となる。

不利な条件の敷地を生かす設計メソッド


月寒東モデルハウスは、近年人気の平屋プラン。敷地は約100坪と広大ながら、風致地区に指定されていること、加えて上部に電力会社の送電線が走っている影響で、建築可能な範囲は北東側の三角形の部分のみと、面積が限られるうえ、プランニングの上でも使いにくい形状だった。

そのため、完成したモデルハウスは床面積17坪とコンパクトだ。しかしながら、ファサード面を広くデザインすることで、外観はゆったりとした印象に。さらに室内に入ると南側と西側の大開口から気持ちよく視線が抜け、面積を感じさせない伸びやかな空間設計となっている。

行き止まりのない回遊動線によってデッドスペースが最小限となっているのも特徴で、本当に必要なものだけを選んでシンプルに暮らす、成熟した暮らしを提案している。

地産地消の素材と自然エネルギーで快適に暮らす


住まいの素材は北海道産の高性能のものを選び、地産地消を実践。外壁と軒天には、日本の最北部に生育する「道南杉」を使ったハルキの製品「ハル壁」を、フローリングは道産ナラ材を使った「ikumori」という製品を使用している。

壁と天井の仕上げ材は、廃棄されるホタテの殻を活用した「ほたて漆喰」。消臭と調湿に優れた製品だ。


また、「自分でつくったエネルギーで快適に暮らす」がコンセプトの一つ。南面から日射を取り入れつつ、デッキの軒で適度に遮るパッシブデザインの発想に加え、空気の自然な流れだけで家中を換気する、釧路のカイトー商会が開発したシステム「BAQOOL(バクール)」を導入した。

エネルギーは、オール電化と太陽光発電を組み合わせ、給湯は「エコキュート」を採用している。

最高等級の断熱性と耐震性で安心の住まい


断熱等級は最高レベルの「等級7」。これからの住宅の標準となるZEH(ゼッチ)の水準も満たしている。

災害対策にも力を入れており、災害時にエコカーや蓄電池から電源を供給するシステム「スマートエルラインライト」を導入。

また、耐震等級は最高水準の3を取得。さらに制震ダンパーを追加で採用しているので地震への備えも充分といえる。

これからの住宅に求められる省エネや耐震、そして地産地消といった社会の課題をデザインに昇華させた同モデルハウスは、ミニマムな間取りゆえにセカンドハウスとしても使いやすい。ニセコで自然を楽しむ住まいとしても可能性が広がりそうだ。一度、モデルハウスを訪れてみては。

■ミニマルで豊かな平屋ライフ「popke」モデルハウス
住所:北海道札幌市豊平区月寒東3条15丁目5-3
来場予約方法:電話またはウェブサイトのメールホームで予約

ウェブサイト:https://www.tk2430.co.jp/modelhouse/entry-2004.html

(オガワユウコ)

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