トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

LOCAL

【香川県高松市】サステナブルアートの先駆者・長坂真護氏の作品を展示する期間限定出張ギャラリー開催

このエントリーをはてなブックマークに追加


せとうち四国観光地域創生研究所は、「TAKAMATSU SUSTAINABLE ART WEEK(高松サステナブルアートウィーク)」として、サステナブルアートの先駆者である美術家・長坂真護氏の期間限定出張ギャラリー「MAGO GALLERY SHODOSHIMA」popup in 高松を、6月20日(火)~30日(金)にリーガホテルゼスト高松にて開催している。

長坂真護氏の作品を高松市で初展示

せとうち四国観光地域創生研究所は、せとうち地域および四国の持続可能な観光振興を図り、地域創生に寄与するために、2022年1月に設立された。アート県香川への来訪者に対して、地球環境の課題に取り組むサステナブルな体験を提供することで、“サステナブルな観光地”としての付加価値向上を目指している。


今回、サステナブルアートの先駆者である長坂真護氏の期間限定出張ギャラリーを高松市内にて初開催。長坂氏が環境を汚染しない農業事業を展開すべく、オリーブ栽培の勉強のために香川県の小豆島を訪問したことがきっかけで生まれた『小豆島』シリーズなどを中心に、「MAGO GALLERY SHODOSHIMA」のアート作品を展示する。期間中は誰でも無料で鑑賞することができる。

廃棄物でアートを作り、ガーナのスラム街を救う美術家


長坂真護氏は、2009年、路上の絵描きとなり世界を放浪後、2017年に世界最大級の電子機器の墓場と呼ばれるガーナのスラム街アグボクブロシーへ向かう。それ以降、スラムの人権と環境保全を改善するため廃棄物で作品を制作し、その売上から生まれた資金で現地にアートギャラリー、リサイクル工場建設、オーガニック農業やEVの事業を展開。経済・文化・環境の3軸が好循環する新しい資本主義の仕組み「サステナブル・キャピタリズム」を提唱し、2030年までにガーナ人10,000名の雇用創出を目指している。


「MAGO GALLERY SHODOSHIMA」は、国内7カ所(東京・横浜・倉敷・福井・滋賀・大阪・小豆島)、国外4カ所(New York・Paris・Hong Kong・Agbogbloshie)あるMAGO GALLERYのうちのひとつ。小豆島国際ホテル内にあり、香川県小豆島を舞台に描く新シリーズ「We Are Same Planet」なども多数展示している。

関連イベントやフェアも開催

会期中には、「せとうち観光専門職短期大学」の学生が小豆島で学んだサステナブルアートを体験するワークショップなど、様々な「サステナブル」を体験できる関連イベントやフェアも開催される。

6月24日(土)・25日(日)の各日14:00~14:30には、キュレータートーク「美術家 長坂真護とSHODOSHIMAシリーズ」を各回先着15名で実施。両日の11:00~12:00には、「サステナブルアートワークショップ」を各回先着10名で実施する。

「TAKAMATSU SUSTAINABLE ART WEEK」で、長坂真護氏のアートや企画を通してサステナブルな体験をしてみては。

MAGO GALLERY SHODOSHIMA HP:https://magogallery-shodoshima.jp/
せとうち四国観光地域創生研究所HP:https://www.ssslab.or.jp/#

(山本えり)

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事