トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

LIFESTYLE

元日本代表選手たちによるHEROsの「監督が怒ってはいけない大会 in広島」が開催!

このエントリーをはてなブックマークに追加


日本財団が運営する「HEROs Sportsmanship for the future」プロジェクトが、6月4日(日)に広島県東広島市内で開催された「監督が怒ってはいけない大会in広島」に参画。

同プロジェクトは、アスリートと共に社会課題解決の輪を広げていくことが目的とされており、各競技を代表するトップアスリートたちと大会を盛り上げた。

勝利至上主義脱却を目指す監督が怒ってはいけない大会

『監督が怒ってはいけない大会』は、元バレーボール日本代表の益子直美氏が代表理事を務める「監督が怒ってはいけない大会」が行う活動。勝利至上主義を脱却し、選手・保護者・指導者の全員がスポーツを「楽しいと思えて、自ら考え行動でき、継続できるような環境」を考えるきっかけを与えるべく開催されている。

2022年度には、スポーツを活用したロールモデルとなる取り組みを表彰する年1回の式典「HEROs AWARD」で同取組が受賞。今回は、2015年からバレーボールを中心に取り組んできた大会を各競技にも発展させるため、活動に共感したアスリート10名がHEROsを通じて参加した。

プロジェクト初となる広島での開催が実現


今回は、プロジェクト初となる広島での開催。これまでは指導者側主導で実施されていたのに対して、バレーボールを行う子どもの保護者を中心に、地元の人々自らの打診と希望により実現。当日も実行委員会として運営を担った。

アスリートそれぞれが考案した◯×クイズやチーム対抗リレー、スポーツマンシップセミナーと午前中から盛り上がる内容。午後のバレーボール大会では「楽しく、真剣に」を意識しながら、勝つこともしっかりと求められており、みんなが新しい取組にチャレンジをしていた。


試合前のイベントでも子どもたち、指導者、アスリート全員で盛り上がったそう。

スポーツ本来の楽しさや魅力に気づく一日に


各チーム1名、担当アスリートが一緒に試合を楽しんだ。終了後に子どもたちが口にしたのは、「今日は監督、チームメイトが喜んでくれていて嬉しかったです」という言葉。

指導者たちも「怒らない指導法を知ることができました。トライしようという前向きな声かけが子どもたちに響くんです」と、新たな気づきを得られた様子だった。

「子どもたちの大会である一方で、大人が笑顔で楽しむことを再確認させられる大会でした」主催者の益子直美氏は、「今回の大会では、いつも以上に保護者や指導者の方が“褒める”“認める”“笑顔で”と、怒らないチャレンジをしてくださっていたと思います」とコメントしている。


大人達もスポーツが持つ本来の楽しさや魅力に気づき、子どもも大人も関係なく、終始笑顔が溢れる一日となった。

HEROsには、 HEROsアンバサダーで元競泳日本代表の萩原智子氏のほか、HEROsアンバサダーで元サッカー日本代表の近賀ゆかり氏、HEROsアンバサダーで元車いすバスケットボール日本代表の根木慎志氏などが参加した。

「HEROs Sportsmanship for the future」の活動に興味がある人は、公式サイトをチェックしよう。

HEROs公式サイト:https://sportsmanship-heros.jp/

(佐藤 ひより)

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事