情緒あふれる京都の四季を、ひとつひとつ丹念な手仕事と良質な原材料で表現した半生菓子を手がける「京菓匠髙野屋貞広」は、長年受け継がれてきた職人の手仕事から生まれる半生菓子をこれまで以上に多くの人に届けることを目指し、公式ホームページをリニューアルし、ECサイトを新設した。
半生菓子を和菓子のカテゴリーとして確立
「京菓匠髙野屋貞広」は、京菓子の中では引き立て役であった半生菓子を、和菓子の中のひとつのカテゴリーとして確立し、昇華させた。生菓子と同じように四季折々の自然の豊かさと京文化を閉じ込めつつ、生菓子よりも日持ちする半生菓子は、贈りものとしても多くの人が利用している。季節ごとに異なるデザインや味わいを提供し、幅広い年齢層の人に様々なシーンで和菓子を楽しんでもらえるよう、伝統と技術を守りながら新しい取り組みを進めている。
公式ホームページリニューアル&ECサイト新設
2020年の世界的なパンデミックは、生活様式の変化、家族や友人との時間の過ごし方への価値観の変化をもたらした。全国から美味しいものをお取り寄せして楽しむスタイルが進行し、現在もその楽しみ方は定着している。以前の生活様式に戻るものがある一方で、在宅ワークの浸透など自宅で過ごす時間が増え、家族や友人と過ごす時間への豊かさが注目されている。
そのような中で、「京菓匠髙野屋貞広」を全国の様々な年齢層の人に楽しんでもらえるよう、公式ホームページをリニューアルし、ECサイトを新設した。
ユーザー目線で見やすく使いやすいデザインとなることを大切に、情報の整理を進め、スマートフォン対応も考慮した。商品やサービスの情報などをスピーディーに更新しわかりやすく届けることで、新たな客層との出会いの場となることを目指している。
代表菓子「花の宵」の若者向けパッケージを開発中
代表菓子「花の宵」は、移り行く四季の情景をゼリー、松露、落雁、餡物で表現した人気のお菓子。現在若者向け新パッケージを開発中で、近日、装い新たに各店頭やオンラインストアに並ぶという。和の世界観でありながらも、よりモダンでスタイリッシュなパッケージに刷新し、かしこまったお茶の席だけでなく、マグに注いだコーヒーなどを片手に過ごすカジュアルなカフェタイムや、子どもとのおやつの時間など、「花の宵」を様々なシーンで楽しんでもらいたいとしている。
人気商品「ちんまり」の新商品も年末に登場
また、ちいさな、こぢんまりした、という意味の京ことばが商品名となっている「ちんまり」は、寒天に卵白を加えた淡雪羹のような、控えめな甘さの和風マシュマロで、一つひとつに動物の顔をあしらっている。かわいすぎて食べるのがもったいない!との声もある人気商品だ。価格は9個入で756円(税込)。
12月には、年末年始の挨拶シーンに活用できる新商品「干支ちんまり」の発売を予定。子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥の干支12種類の動物を、「ちんまり」の世界観に写し取り、表現する。
「京菓匠髙野屋貞広」の公式ホームページやECサイトをチェックして、忙しい日常の中に季節を楽しむ小さな豊かさを見つけてみては。
公式ホームページ:https://www.takanoya.co.jp/
ECサイト:http://online.takanoya.co.jp/
(山本えり)