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【埼玉県旧庄和町(現春日部市)】 旧市町村一周と写真Vol.12/写真家 仁科勝介

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旧庄和町(現春日部市)

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、埼玉県旧庄和町(現春日部市)を写真とともに紹介する。

Vol.12/埼玉県旧庄和町

春日部市の市街地から中川を越えて、旧庄和町へやって来た。江戸川を境界線に、千葉県の野田市とも接している。2005年に合併し、現在は春日部市になった。ただ、訪れてみると、「庄和」という地名もまだまだ残っていることが感じられた。それは道の駅が残っていることと同時に、大凧上げという文化が残っていることを知ったからだ。

庄和総合公園へ。

百畳敷きの大凧(原寸大)を見た。おおきいなあ。

縄跳びだ。

道路は車もどんどん走る。

道の駅庄和にて。大型トラックも並んでいた。

旧庄和町には、「庄和大凧文化保存会」なるものがある。毎年5月には、江戸川の河川敷で大凧上げが行われるそうだ。毎年行われると簡単に書いてしまったけれど、百畳もある大きな凧を作り上げる労力は、並大抵のものではない。そしてもちろん、凧を上げるには何人もの人手が必要なはずだ。地元の方々によって守られる風物詩は、そうした関わり合いを含めて、土地が生きている証拠でもあるだろう。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247/

    

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