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【福井県】勝山市が誇るものづくり産業をブランドとして確立!「勝山工ふ房」の活動に注目

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福井県勝山市の勝山市観光まちづくりは、勝山市が誇るものづくり産業の未来を見据え、地元生産者の人々が自分たちの「ものづくり」をブランドとして確立し、生産販売展開していくための仕組みを提供する、ものづくりプラットフォーム「勝山工ふ房(カツヤマコフボウ)」を設立した。

「勝山工ふ房」について


「勝山工ふ房」は、国内外の有名企業のブランディングを多数手がけ、福井でも活動するクリエイティブ・ディレクターの橋島康祐氏を起用。勝山が持つ高い技術力に「クリエイティブ思考」を掛け合わせることをベースに、勝山市地域おこし協力隊メンバーと共に構築された、新しいものづくりのプラットフォームだ。

ものづくりの中継地点として表舞台に出ることの少ない勝山の現状を変え、産地から直接消費者へと届ける独自のプロダクトを生み出すものづくりの新しい考え方や仕組みで運営されている。


「勝山工ふ房」では、地域でものづくりに携わる生産者や職人が、勝山市の高い技術力を魅力的な商品に繋げるノウハウ、県内外の事業者やクリエイター達と連携する機会、さらには販路の提供まで、総合的なサポートで勝山市のものづくりを強化していくという。

また、オリジナル商品は「勝山工ふ房」ブランドの傘の元に展開され、技術力に革新性が付加されたメイドイン勝山の魅力的なプロダクトを、消費者に直接届けていく。

設立の背景

福井県勝山は明治初期より繊維産業が発展している地域だ。地元の事業者たちは、名ブランドや大企業のヒット商品、コレクションに出すようなハイセンス、ハイクオリティなアパレルプロダクトの縫製などに携わるなど、OEMを中心としたものづくりをメインとしてきた。


現在も全国の事業者からBtoBビジネスとして引き合いを多数もらえる望ましい状況にある一方で、契約上の守秘義務などから産地やブランド・企業名を伏せている場合も少なくない。中小企業数、中でも中小製造業数は全国的にも年々減少しており、生き残っていくためには付加価値を向上させることが重要となる。

そこで、BtoBビジネスをメインとしている産地が、自分たちでBtoC(=直接消費者)へプロダクトを提供できる状態をつくることは、日本全国の“ものづくり”という産業の活性化に貢献できると考え、「勝山工ふ房」が設立された。

今後の活動について

「勝山工ふ房」では、現在すでに複数事業者と商品プロダクトの開発を進めており、第1弾商品プロダクトとして近日発表される予定だ。アパレルアイテム、食品など、さまざまな分野でのプロダクトの提供が予定されている。

プロダクトは、7月14日(金)にリニューアルオープンを控える「福井県立恐竜博物館」に隣接されるスーベニアショップ「ふらぷとる」内での販売と、同じく同タイミングでオープン予定の「勝山工ふ房」オンラインショッピングサイトで展開される予定だ。

「勝山工ふ房」が販売する商品に注目していこう!

「勝山工ふ房」公式サイト:http://katsuyama-craft.net

勝山市観光まちづくり 公式サイト:https://katsuyama-navi.jp/

(yukari)

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