7月1日(土)より、乗鞍岳シャトルバスの運行が開始され、乗鞍高原から畳平までバスでアクセスできるようになった。

シャトルバスが乗鞍山頂までの運行を開始

乗鞍エコーラインを走る乗鞍岳シャトルバスが、乗鞍山頂「畳平」までの運行を開始し、乗鞍高原からバスで約50分で、標高2,700mの世界へ行けるようになった。畳平でバスを下車した後は、お花畑での高山植物の鑑賞、剣ヶ峰や大黒岳への登山、宿泊施設や山小屋に宿泊して星空鑑賞など様々な楽しみがある。

料金は、バス乗車代が大人往復3,400円、小人往復1,700円(障害者割引あり)。なお2023年度は、乗鞍エコーラインのご来光バスは運休となっている。

乗鞍高原に夏のシーズン到来！散策情報

シャトルバス運行開始と共に乗鞍高原では夏のシーズンが到来！乗鞍岳登山や乗鞍高原内の散策など、幅広く楽しめるこの時期の見どころとイベント情報、最近の取り組みを紹介する。

乗鞍岳シャトルバスを乗鞍山頂「畳平」で下車し、バスターミナルの脇の階段を下りると、様々な高山植物が咲くお花畑が広がっている。お花畑では、7月中旬～8月中旬にかけて様々な高山植物が見頃を迎える。今年は既にハクサンイチゲが咲き始めているほか、例年7月中旬には、コバイケイソウ、ミヤマキンポウゲ、クロユリなどを楽しめる。ただし、お花畑木道の改修に伴い通行できない区間がある。

標高1800mに位置する三本滝はその名の通り、水源が異なる3つの滝を一望できる。様相や水量が異なる3つの滝を眺めながら、滝の音に耳を傾けて涼んでみては。

標高1525mに位置する善五郎の滝。滝つぼ近くでは、水しぶきとともに迫力のある姿を楽しめる上、滝見台からは、乗鞍岳と滝の美しい姿を同時に望むことができる。晴れた日の朝には、太陽に照らされ虹がかかった滝を見ることも。

「乗鞍高原 自然にやさしいフェスティバル2023」

さらに、8月11日(金)10:00〜17:00には「乗鞍高原 自然にやさしいフェスティバル2023」が開催される。美鈴温泉オートキャンプ場特設会場にて、乗鞍出身の高橋あず美さんを含むアーティストのライブに加え、クラフトやフード出店、自然に触れる体験、ダンスワークショップ、キッズが楽しめるスペースもある。チケット購入受付期間は8月10日(木)23:59まで。チケットの申し込みは下記URLで確認を。

散策やイベントなどを楽しめる夏の乗鞍高原を訪れてみては。

■乗鞍高原
住所：長野県松本市安曇鈴蘭

乗鞍高原公式サイト：https://norikura.gr.jp/2023/06/norikura-times-0629/

(さえきそうすけ)