東京工芸大学芸術学部は、100周年を記念し、AR(拡張現実、以下AR)コンテンツを活用した次世代型オープンキャンパスを7月16日(日)、8月18日(金)、19日(土)、2024年3月23日(土)に実施する。
なお、オープンキャンパスへの参加申し込み、その他詳細は公式ページにて。
発見と想像に溢れる自由な大学
東京工芸大学芸術学部は、同オープンキャンパスでARを通じて、デザインの奥深さやメディア芸術の可能性を体感してもらうことを目指している。
さらに、メディア芸術への理解を深め、一層の興味をもってもらうことを期待している。
当日は、「異星人たちも通いたくなるほどの発見と想像に溢れる自由な大学」をテーマにしたキャラクター達が、看板やチラシなどの2次元だけに留まらず、中野キャンパスの中庭に繰り出して浮遊する空間をARで表現。
一人ひとりの持つ個性が、異星人という未知なるワクワクするものに置き換え、集い、輝く場所として東京工芸大学が存在しているというストーリーが展開される。
アプリが不要で気軽に体験できるAR技術を採用
今回は、アプリが不要で気軽に体験できるAR技術を採用。QRコードを読み込んだ後に、キャンパス内2か所に設置されたマーカーを映すと、画面上にキャラクター達が登場する。
画面内にマーカーが入っていれば、360度どこからでも見られることが可能で動きに合わせて影も動くので、まるでそこに存在しているように体感できる。参加した証として、一緒に記念撮影も可能だ。ほかにも、2022年に続いて7学科を紹介するARが各学科会場に設置されている。
ARコンテンツ卒業生と現役学生が中心となり制作
このARコンテンツのイラストレーションは、東京工芸大学芸術学部デザイン学科の卒業生が手掛けている。
さらに、モーショングラフィックは、デザイン学科映像情報デザイン領域の3年生13名が、東京工芸大学芸術学部田邉順子教授のもと制作した。
創立100周年記念行事の一環
東京工芸大学は2023年に創立100周年を迎え、その記念行事の一環としてオープンキャンパスでAR企画を開催する。今回のARを利用したオープンキャンパスは、創立当初からテクノロジーとアートを融合した教育・研究を推進し続けてきた東京工芸大学の成果物のひとつだ。
東京工芸大学芸術学部は、メディア芸術分野の人材育成・研究拠点の場として、今後も様々な企画を通じてメディア芸術の可能性と魅力を発信していくという。
現実空間とデジタル世界が交差・融合するキャンパスの中で、メディア芸術の可能性を体験できる!東京工芸大学芸術学部の次世代型オープンキャンパスへ参加してみては。
■東京工芸大学芸術学部オープンキャンパス2023詳細
日程:7月16日(日)、8月18日(金)、19日(土)、2024年3月23日(土)
住所:東京都中野区本町2-9-5(中野キャンパス)
公式ページ:https://www.t-kougei.ac.jp/admission/arts/event/oc-lp/
(角谷良平)