宮崎県椎葉村は現在、9月に開催される第37回「ひえつき節」日本一大会の出場者を募集中だ。

4年ぶりに開催される「ひえつき節」日本一大会

「庭の山椒の木、鳴る鈴かけてよ」と始まる「ひえつき節」は、山深い椎葉の里の労働歌として、さらには、平家の鶴富姫と平家討伐の源氏の将、那須大八郎宗久との悲恋物語として古くから唄い継がれてきた。日本の代表的な民謡としても、全国的に知られている。

「ひえつき節」日本一大会は、この優れた民謡の伝承と伝播を目的として行われている。過去3大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止を余儀なくされたが、今年は4年ぶりの開催へ向け、鋭意準備を進めているという。

大会概要

第37回「ひえつき節」日本一大会は椎葉村開発センターにて、9月9日(土)に予選大会が、9月10日(日)に決勝大会が行われる。時間は両日ともに7:30受付開始、8:30開会。

応募概要

第37回「ひえつき節」日本一大会は現在、出場者を募集している。参加資格は年齢・性別・会派を問わず、プロではなく、且つレコード会社と契約をしていない人。また、過去に優勝していない人または過去に優勝した部門以外の部門へ出場する人。なお、正調総合優勝をしていない人は、正調の部へ参加できる。伴奏は原則として、出場者で準備する必要があるが、主催者による準備を希望する場合は「出場申込書」に音階を必ず記入しよう。

申し込み料は、出場者1人2,000円(少年少女の部は1,000円)。申し込み料には昼食代(弁当代)が含まれる。申し込みと同時に振り込みをするか、郵送の場合は現金書留または郵便為替にて支払う必要がある。なお、少年少女の部以外の決勝大会出場者については、当日別途1,000円が必要となる。申し込み料の支払いが確認できない場合は受け付けができない。また、欠場による返金は行われない。交通宿泊費は、出場者負担となる。

申し込み締め切り日は8月4日(金)。さらに詳しい情報は、大会の詳細ページの募集要項をチェックしよう。

日本を代表する民謡「ひえつき節」を通して、椎葉村の文化を体感してみては。

■第37回「ひえつき節」日本一大会
会場：椎葉村開発センター
所在地：宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1761番地1
詳細ページ：https://www.vill.shiiba.miyazaki.jp/promote/2023/06/7.php

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