熊本大学大学院生命科学研究部老化・健康長寿学講座、三浦恭子教授の研究室から熊本市動植物園へ、ハダカデバネズミ11頭とダマラランドデバネズミ4頭が提供された。
デバネズミを一般公開
ハダカデバネズミとダマラランドデバネズミは、6月30日(金)に熊本市動植物園で一般公開された。ハダカデバネズミは九州の動植物園で初の飼育、ダマラランドデバネズミは国内の動植物園で初の飼育となる。
医学研究で注目されているデバネズミ
三浦恭子教授は、デバネズミの老化耐性・がん化耐性に関する研究を行っている。ハダカデバネズミとダマラランドデバネズミは、アリやハチなどのように真社会性と呼ばれる分業制の社会を形成し、真社会性の特徴をもつ哺乳類はハダカデバネズミとダマラランドデバネズミのみだという。
体の大きさに比べて非常に長寿であり、がんにかかりにくいことが知られているため、医学研究で注目されている。
なかなか観られないハダカデバネズミとダマラランドデバネズミに会いに、熊本市動植物園へ足を運んでみては。
■熊本市動植物園
住所:熊本県熊本市東区健軍5-14-2
公式サイト:https://www.ezooko.jp/default.aspx
熊本大学お知らせページ:https://www.kumamoto-u.ac.jp/whatsnew/koho/2023/copy_of_20230628
(角谷良平)
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